派遣社員から正社員への転職、趣味で開業予定、どうすると節税できますか?
今年の4月末まで正社員として働いており、5月の末から派遣社員として12月末まで就業予定です。
また、来年の1月からは正社員として働くことが決まっています。
このような中で、趣味としてネイルの資格をとり、友人に施術をするようになりました。
新しい会社でも副業はOKとのことだったので、ホームページやショップカードなどを作って
これから頑張っていこうと考えています。
すぐにでもホームページなどの初期投資はしていきたいのですが、どのようにすると節税になるのでしょうか。
開業届を出すべきなのか、派遣会社に年末調整をお願いするのか、自分で確定申告すべきか、また、青色申告/白色申告どちらが良いかなど、わからないことがたくさんあります。
是非、教えてください。宜しくお願い致します。
税理士の回答
東京都中央区の小林税理士事務所 小林拓未と申します。
売上次第で、節税などは変わってきますが、副業OKの環境であれば、ネイルの所得は、雑所得あるいは事業所得となります。
雑所得の場合は、さしたるメリットはありませんが、
ネイルの事業が、反復、継続し、それなりの投資を行い、相当の時間を割いていれば、事業所得となります。実際に店舗があれば、事業所得で問題ないと思われます。
この場合、「所得税の青色申告書承認申請書」を提出し、青色申告とした方がよろしいかと存じます。初期投資による赤字の翌年以降への繰越、所得からの10万円または65万円控除、投資税額控除などの特典があります。確定申告はこの場合必須です。
このほか、「個人事業の開業届出・廃業届出書」の提出を行う必要があります。
かかった経費、ネイルの売上を記録し、領収書や請求書などの証拠書類を保存しておいて下さい。
ここで全てはお伝えできませんので、一度税理士に相談されてもよろしいかと存じます。
以上よろしくお願い致します。

こんにちは、回答申し上げます。副業がOKであるなら堂々とできますね。であれば、「青色申告の承認届出」を提出すると売上げから経費を引いたあとさらに65万円を控除できます。また、開業届出を提出する前にかかったホームページ等の準備費用は、開業費として計上できます。個人の所得税、住民税を高くしない方法であれば、法人設立を検討してもよいかもしれません。以上、宜しくお願い申し上げます。
本投稿は、2016年11月11日 13時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。