株式取引で大損、ヘッジで買った日経平均先物で利益の場合の対処について
株式取引をしているものです。今年はコロナ危機で3月に大きく下げたため、現物と信用取引で2000万円もの確定損失が出てしまいました。一方でコロナ流行時からヘッジ目的で日経平均先物を売り建てして1000万程度の利益が出ました。
後々考えて困った事は、この2つは損益通算できないことでした。普通に考えると2000万円の損失は確定申告で損失の繰り越しを行い、利益の出た先物取引の分だけ分離課税を払わないとなりません。結果として大損しているのに税金を払うのは非常に痛いです。何か良い節税方法はないものでしょうか?
税理士の回答

加門成昭
現行制度では、株式の現物・信用取引の損益と先物取引の損益とは通算(相殺)できないこととなっており、相談者様の理解のとおりとなっています。残念ながら、この点につき、双方の損益を通算したり課税を軽減したりする方法はありません。
本投稿は、2020年08月20日 15時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。