印紙について(レンタル料に関する書類)
衣裳レンタル料に関する収入印紙についての質問です。
フリーランスで衣裳のデザイン及び製作をしています。基本的にはオーダーメイドでお客様に買い取って頂きます。
法人のお客様との取引では、委託業務として請求書をこちらで発行し、振り込まれた通帳記録で確定申告をしています。
収入印紙は貼っていません。
今回、個人のお客様に衣裳をレンタルし、振込ではなく現金で支払いたいと言われました。
相手も確定申告を行うので領収書が必要です。
そこで、レンタル契約書であれば印紙を貼らなくても良いという話を聞きました。
領収書ではなくレンタル契約書を確定申告の際の支払証明に使うことはできるのでしょうか?
また、証明としては使わないけれど、記念やレシート(家計簿に使うなど)として一応欲しいといった場合も領収書に印紙は貼った方が良いのでしょうか。
何か代わりになるものはありますでしょうか?
今後レンタルも増やして行こうと思い、塵も積もれば…で節税できないかと考え質問しました。
ご回答よろしくお願いいたします。
税理士の回答
東京都中央区の小林税理士事務所 小林拓未と申します。
印紙は5万円未満であれば、貼付する必要はありません。5万円以上であれば、貼付する必要がございます。
レンタル契約書であれば、印紙は必要ありませんが、領収書とは別物です。契約書は、契約に関する書面、領収書は金銭を受け取ったという書面です。
もし、契約書が領収書を兼ねた内容であれば、契約書に印紙を貼付する必要がございます。
記念やレシートであっても、印紙の貼付は必要です。印紙が不要となる代わりの書面があれば、印紙を貼る方は誰もいませんので、そのような書面は、ございません。領収書のイメージ画像のPDFファイルであれば、印紙は不要ですが、印刷したら印紙が必要となりますので、意味がありません。
節約する方法があれば理想的ですが、現状は、そのような方法はございません。ご質問者様の単価を上げるなどの取り組みが必要になろうかと存じます。
印紙の貼付漏れは、3倍の金額の支払いが必要になりますので、ご注意下さい。
以上よろしくお願い致します。
ご回答ありがとうございます。
レンタル契約書についてよく理解していなかったので助かりました。
本投稿は、2016年12月01日 18時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。