一人株主の会社の経営者の配当金
100%株式保有で会社を経営しております。会社としてはムラはあるものの毎月80-100万程度の税引前利益が出ております。自分の給与は高い社保負担を避けるため月給15万円としてます。このままだと、会社にだけ内部留保が溜まってしまいます。(個人としてはお金に困っていないので無給でも大丈夫)
給与を増やすと、社保が給与×約30%(会社負担も合わせる)に所得税、住民税が掛かりますよね。そこで、年額200万の配当を出そうと思うのですが、下記計算で合っておりますでしょうか?
配当を支払う際には約20%の源泉徴収が必要、
確定申告をする際の所得は総合課税となり、給与の15万×12カ月分=180万と配当の200万が課税されるが、計算としては給与の方は給与所得控除と基礎控除、社会保険控除があり課税所得は約50万となり、これに5%の所得税と10%の住民税がかかる。配当金は所得税5%の部分が約8割で住民税10%、計16%くらいの課税となり、源泉徴収額との差額は精算される。
税理士の回答

安島秀樹
配当は会社が利益に20%くらい税金を払って、そのあと配当して個人が税金を払います。配当を経由しないで直接給料で払うと会社も個人も 社会保険料が15%くらいとられて、そのあと個人が税金を払います。会社は給料を損金にできます。どちらでも同じくらいではないでしょうか。給料にしておくと、あとでもらえる年金が増えるので、こちらのほうがいいようにも思います。
適切なアドバイスありがとうございます。日本は二重課税で本当に嫌になってしまいますね。
工夫して、リスク取って、頭下げて稼いだお金の随分の割合が税金や社会保険料として取られてしまうので。サラリーマンの時は手取りが自分の労働の対価という意識がありましたが、事業を始めて本当に税金は高いと思いました。税率が低い自分でさえそう思うので、数千万以上稼いでいる方はもっと税金の高さに悩んでいることかと思います。
本投稿は、2021年10月21日 20時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。