節税の保険について
保険屋さんに節税の保険を勧められました。
掛け金は全損で、1番いい時(9年後)に解約すると、単純返戻率は55%ほどというものです。
法人税を33%と仮定すると、保険に入らずにそのまま法人税払った方がお金は残ると思うのですが、どうでしょうか?
生命保険と重大疾病保険ですが、その部分に関することは考えず、純粋に節税のみ考えると、入るのは損なのではと考えますがどうでしょうか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

丸山昌仁
回答します。
そこの判断は難しいと考えます。保険は万に一つのことが起きた場合のことを考え、加入するものと思います。
多分、多くの方が無断な支出になると考えますが、何か想定外のことが起きた場合、そのために支出するかどうかの判断だと思います。
回答ありがとうございます。
保険は万に一つのことが起きた場合のことを考えてというのは確かにそう思います。。
ただもし例えば保険内容(死亡したら〜とかけがしたら〜とか)のことは考えず、節税のためだけに入るというのなら、今回の保険に関しては入らない方がいいでしょうか?
例えば、
保険金を年間500万10年かけて5,000万円とすると、
解約時受取額は単純返戻率が55%なら【2,750万円】、
さらに、それを退職金になどに当てないでそのまま会社の収入にすると法人税33%なら【1,842万円が残る】。
一方、年間500万円10年間保険をかけずにそのまま法人税を払う場合、
法人税33%なら、【3,350万円が残る】。
よって、保険内容を考えずに(個人ですでに入っているなど)節税だけを考えるなら、入らないほうがいいと考えますが、どうでしょうか?
もし税金のかかり方など、計算など間違っていたら教えてください。

丸山昌仁
あなたのお考えのとおりです。
資金を留保する方が会社のためになります。法人の将来を考えたら、無駄な出費かも知れません。
内部留保は大事だと思います。
回答ありがとうございました。
本投稿は、2022年03月10日 02時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。