YouTubeを副業にして経費計上した場合どれくらい節税できるのか。
サラリーマンをしています。YouTubeを始めて、収益はまだ全く上がりませんが、PCやソフト、カメラなどYouTubeを撮るために、いろいろお金がかかっています。YouTubeを副業として申請し経費計上して、節税になると友人に聞きました。具体的には、どれくらいの節税になるのか、YouTubeもどれくらいの頻度のアップや、どこまでが経費として上げれるのか、知りたいです。本当に節税になるのか、申請した場合、会社にばれることなく副業としてできるのか。税金の事は無知なので、まずは聞いて見ようと思いメールしました。宜しくお願いします。
税理士の回答

竹中公剛
2022年からは、ある意味一切といっていいほど、節税効果はありません。
理由は、サラリーマンの副業で、300万円以下の申告は、雑所得の事業になります。ので、経費については、利益0円までしか認められない。

国税OBの税理士です。
所得税には、所得の種類というのがあります。事業・不動産・給与・譲渡・一時・雑などです。
その中で、本業(給与)以外の副業として収入を得る所得は、雑所得になります。
所得の内容によっては、損益通算(所得をプラスマイナスすること)できるものもありますが、あなたの場合には、損益通算ができません。
しっかり回答していただき、ありがとうございます。どこに聞いたらいいかわからなかったので、とてもありがたいです。例えば副業で、YouTubeも会社のように個人事業登録のようなものをしても、経費扱いは難しいものでしょうか。利益が出るまでには時間がかると思うので、経費計上できたら。と思いました。

今、国税庁では、雑所得の300万円基準を公表しました。収入が、300万円超えるようならば、事業所得として認めようという感じでやるようです。
ありがとうございました。では、結局副業で収入がマイナスでも、本業と損益通算できないので、節税は難しいわけですね。少しでも。。。と思ったのですが、残念です。
しっかり答えてくださって、本当にありがとうございました。

はい、そうなんです。国税庁としては、少しでも税収アップをはかりたいと考えているから、給与所得の源泉徴収の税金は、返してくれないですね。
また、行き過ぎた節税対策が出回ると取り扱いを変更するケースもありますので、私ども税理士は、常にアンテナを高くして、勉強しております。
大変参考になりました。ありがとうございました。
本投稿は、2022年09月06日 16時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。