設立済みの会社の代表取締役社長になるにあたり、個人が抱えている借り入れに関する相談
この度、知人が設立した貿易会社(2021年設立)の代表取締役社長になることになりました。
代表者名義変更を進めておりますが、一つ不安な点があります。
弊方、5年ほど前から継続的に消費者金融(アコム等複数の消費者金融、闇金ではありません)から個人的に借り入れを行っており、長い間借りては返済、の流れを続けております。毎月の返済に遅れることはありませんが、今も300万程借り入れしている状況です。
代表となる貿易会社の業務拡大にあたり、公庫や地銀から融資を受ける必要があるのですが、会社代表者個人が上記の様な状況にある場合、審査に何らかの支障が出るのではないか、と不安に感じております。
もし仮に『代表者が借り入れ負債を持っている為に融資が受けられない』と言う場合、代表者名義を変更する前に全額返済すれば問題ありませんか?特に支障がない、と言うのであれば良いのですが、、、
アドバイスの程、宜しく御願い申し上げます。
税理士の回答
前職の経験上からの見解になりますので、現在は金融機関がどのように判断するかはわかりません。
ご懸念の通り、公庫や金融機関は代表者が消費者金融から借入をしていることを良くは見ませんので、融資審査に影響がないとは言えません。
全額返済してもCIC(信用情報機関)に5年間信用情報は残りますので、借入の理由を聞かれると思います。その理由(例えばギャンブル等)によっては全額返済をしていても審査についてはマイナスとなります。
尤も、ご質問のようなことは金融機関に実際に相談しないと、どのような具体的な影響があるかはわかりません。
本投稿は、2023年01月12日 10時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。