資産管理会社設立について
勤務医です 資産管理会社(プライベートカンパニー)の設立に意味があるかを知りたいです。
金融資産1億6千万円持っています、うち1億4千800万円は株、投資信託で、残り1200万円ほどは現金です。税抜後で、国内株40万円、米国株160万円相当の配当金があります。持ち家で、住宅ローンは8000万円ほど残っています。
友人から、クリニック外来を誘われております。最初は週1、2日から、落ち着いたら法人の雇われ院長という形になるかもしれません。しかし、結局は、給与所得として、税金が多額に取られると思います。お金の関係になると、友人と揉めたくないのにもめる可能性もあると思います。 自分で新規開業すれば良いですが、費用がかかるのと、多額の融資を返すのに働き続けないといけなくなるので気がひけます。
もしも、持っている金融資産をもとに、資産管理会社を法人として作り、友人の法人と業務委託契約を結んだ場合は、法人の収入として外来収入を計上して、配当金とあわせて、資産管理会社の設立は意味があるでしょうか。 その場合、経費計上として可能なものはどんなものがあるのでしょうか。
子がひとりおり、まだまだですが、将来的な相続も発生すると思います。
よろしくおねがいいたします。
税理士の回答
資産管理会社(プライベートカンパニー)の設立には税務面でのメリットがあります。特に、高額な配当金を法人で受け取ることで、個人所得税よりも低い法人税率を適用できる可能性があります。また、法人化することで経費計上の幅が広がり、業務委託契約に基づいてクリニックの外来収入を法人の収入として計上でき、税金の軽減が期待できます。
経費として計上できるものには、クリニックの業務に関連する設備費、給与、社会保険料、事務所関連費用(例えば、通信費や事務機器の購入費など)、および資産管理に必要なコンサルティング費用などが含まれます。
将来的な相続についても、法人を通じて資産を管理することで、相続税の負担を軽減する方法も検討できます。ただし、設立には設立費用や運営管理費がかかるため、その点も考慮が必要です。
本投稿は、2024年12月24日 16時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。