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会社設立とフリーランスの両立可否について。

現在夜勤の派遣バイト(力仕事で月25万円位)をしながら、フリーランスとして休みの日やお昼に、映像制作や文字おこし(月10万円~40万円位)をしています。
徐々にフリーランスの仕事が増えてきており、法人化も考えております。
そこで知りたいのがフリーランスとして請ける案件と、法人として請ける案件を分ける事は可能なのでしょうか?。

理由は、①生活基盤の為にフリーランスの仕事とバイトで月50万円は欲しい。②法人化した時に翌年度以降の与信を考えると初年度の役員報酬を安め設定(月10万円位)に抑えたい。

結果として、月25万円迄の案件や少額案件はフリーランスとして請けて、大型案件等は法人として請けつつ、様々な諸費用は法人で経費として切りたいと考えております。
この様な事は可能なのでしょうか?
もし可能であれば真剣に11月か12月に法人を興したいと考えております。
上記に関することで、ベストな方法や対応をご教授願えると助かります。

宜しくお願い致します。

税理士の回答

会社の取締役が、個人で事業を行う場合、「競業避止義務」と「利益相反取引」の制限に個人事業が該当していないかを確認して、これらに該当する場合は必要に応じて株主総会または取締役会において承認手続きなどを行う必要があります。
又、税法上、同族会社の行為計算否認の規定に抵触する可能性が大きいと考えます。

山中様

お忙しい中、ご回答頂きありがとうございます。

数点並行してお伺いさせて頂きたいのですが、
「競業避止義務」は動画制作・ライティング(主に制作業務)と、営業代行・サイト運営(主に営業が中心の業務)に個人と法人を分けたとしても難しそうでしょうか?また、利益相反取引の承認手続きは私一人で立ち上げた場合は申請のみで可能と言う認識で間違いないですか?あとは、行為計算否認の件はクリアすれば可能という事でしょうか?

それともフリーランスか、法人化を売上金額に応じて見極めて切り替え時期を考えた方が良いという事でしょうか?

ご質問者のお考えの通り、「フリーランスか、法人化を売上金額に応じて見極めて切り替え時期を考えた方が良い」と判断されたら、税務を含め、一般的には問題ないと考えます。

本投稿は、2018年09月23日 21時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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