サラリーマンの副業をプライベートカンパニー化について
現在勤めている会社は副業OKです。
現在の年収は給与所得の税率 33 %のレンジ(900万円 〜 1,799万9,000円)であり、副業による年間収入は500万程度の見込みです。
※ 副業分を足しても税率 40% のレンジには達しない見込みです。
この状況において質問があります。
1.副業を合同会社設立して受注すべきでしょうか?それとも青色申告すべきでしょうか?(節税の観点でご回答頂きたいです)
2.合同会社を設立する場合、役員報酬はどのように決定すべきでしょうか?
3.仮に役員報酬をゼロにして必要経費計上にて赤字決算になる場合でも社会保険への加入は必要でしょうか?
以上、よろしくお願い致します。
税理士の回答

1.節税の観点から言えば、法人化だと思われます。所得税の税率は33%だとしても、住民税が10%あるので、合計44%となります。法人税(+地方税)の実効税率は、それより低いです(30%弱)。
ただし、均等割という最低年間7万円ほどの地方税がかかることと、個人の確定申告と違って、法人の決算申告はハードルが高いので、通常、税理士報酬が別途かかります。
2.役員報酬をもらうと、結果的に本業の給与と合算するので、節税にはならないと思われます。また、代表社員の場合、例え、月1万円の報酬でも社会保険に入ることになります。
なお、家族を役員にして、その者に役員報酬を支払うという所得を分散する方法がありますが、その者が役員としての実態がないのに、そのようなことをすると、税務調査の際に否認される可能性があります。
3.役員報酬0なら社会保険に入れません。
ご回答ありがとうございます!!
なるほど。やっぱり法人化がベストになりそうですね。
役員報酬や社会保険についてもよく分かりました。
本投稿は、2021年05月03日 08時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。