フリーランスで売上1000万を超え法人化を検討していますが、法人化によるデメリットを危惧しています
フリーランスのシステムエンジニアです。
企業からの受託開発を生業にしています。
昨年は1200万、今年は売上1500万以上を見込んでおり、俗に売上一千万円超で法人化をすると節税効果になるということを受け、法人化を検討しています。
法人化するにあたって個人事業主として行っている事務処理が更に複雑化し日常業務の障害となる可能性を憂慮しています。
また現在は売上の全てが労働の対価であり、これ以上はスケールすることも考えられず、昨年今年が稀なケースで売上一千万円を超えることが無くなる可能性が非常に高いです。(およそ800万程度に落ち着くと見込んでいます。)
こういったケースでも法人化をしたほうがメリットは大きいでしょうか。
今年の10月までに法人化をすると免税事業者として扱われるとのことで判断を急いでいます。
ご教示のほどよろしくお願いします。
税理士の回答
消費税だけ考えれば、法人化により2年間の免税事業者のメリットはあるとは思いますが、令和5年10月からのインボイス制度によりビジネスを続けていくうえで課税事業者とならざるを得ない可能性もありますので、一概には言えません。
ご懸念のように、法人化すれば役員個人と法人の財布はきっちち分けなければいけませんし、法人税申告は個人の確定申告のように簡単ではありません。
節税目的も法人化の一つの目的だとは思いますが、法人化は事業を拡大させていくために行うものであると私は思います。
いずれにしましても、ご質問のようなことはネット上の無料相談コーナーでは回答に限界があります。
多少の費用を払ってでも、直接税理士に相談された方がよいでしょう。
本投稿は、2021年08月05日 12時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。