個人事業主の節税について教えてください
青色申告個人事業主です。青色申告控除前利益100万円と仮定。
妻は契約社員で年収200万円(支給総額)の場合、現在無報酬で仕事手伝ってもらってる妻にアルバイト代として月4万円支払った場合と、支払わないでそのまま申告するのとでは、夫婦合計の、納める税金はどちらが少なくなりますでしょうか?
税理士の回答
ご記載の情報だけで回答します。
専従者給与前
夫(青色申告特別控除65万円の前提)
課税所得金額・青色申告特別控除前所得100万円-青色申告特別控除65万円-基礎控除48万円=0円
所得税及び復興特別所得税・0円
妻
課税所得金額・給与所得控除後の給与132万円-基礎控除48万円=84万円
所得税及び復興特別所得税・84万円×5.105%=42,800円
専従者給与支給後
夫(青色申告特別控除65万円の前提)
課税所得金額・100万円-専従者給与48万円=青色申告控除前所得52万円-青色申告特別控除52万円(控除前所得が限度)=0円
所得税及び復興特別所得税・0円
妻
課税所得金額・給与所得控除後の給与1,656,000円-基礎控除48万円=1,176,000円
所得税及び復興特別所得税・1,176,000円×5.105%=60,000円
専従者給与を支払った方が夫婦合計の税金は多くなります。(夫の青色申告特別控除が55万円でも同じ)
ありがとうございます。個人事業主の利益がもっと多くならないと給与支払わない方がいいのですね。よく分かりました。
本投稿は、2023年03月23日 12時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。