生活費の記入方法について
個人事業主です。去年から青色申告してます。
毎月決まった日に50万円ほどの収入が振り込まれます。
事業で使うものや経費などはほぼ無いので経費は毎月5000円以内で、経費以外は全てプライベートのお金にしています。
毎月、収入と経費を入力して、残りはまとめて事業主貸で入力し、プライベートでお金を使っているのですがこれで大丈夫なのでしょうか!?
税理士の回答

経費以外のプライベートのお金の支出は、事業主貸勘定で処理して大丈夫です。
【結論】
収入と経費を入力し、残りを「事業主貸」で処理してプライベート利用分と区別する方法は正しい処理です。青色申告における記帳としても適切です。
【詳細】
(1) 事業主貸の役割
・事業用のお金を生活費や個人的な支出に使ったときに使う勘定科目。
・「経費」ではなく、事業から個人へお金を移動しただけ、という扱いになります。
・青色申告決算書の貸借対照表では、元入金の増減として反映されます。
(2) 現在の記帳方法について
・毎月「収入50万円前後」を売上に計上
・事業に関する経費(毎月5,000円程度)を計上
・残りを「事業主貸」で処理し、プライベート利用分として区分
→ この流れは適切です。
(3) 注意しておきたい点
・「事業主貸」は経費ではないので、税金計算には影響しません。
・経費が少ないとのことですが、事業に関連する支出(通信費、振込手数料、パソコンやソフト、消耗品など)があれば漏れなく経費に入れるとよいです。
・事業用口座と個人用口座を分けておくと、今後さらに管理がラクになります。
【まとめ】
・「収入 − 経費」= 利益(課税対象)
・「事業主貸」は利益から生活費などに移しただけで、税金計算には影響しない
・現在のやり方で大きな問題はありません
詳しく教えて頂けて安心しました!
ありがとうございました!
本投稿は、2025年09月03日 13時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。