立て替えて貰った代金の支払い 発生主義 青色申告
以下のような場合、発生主義で仕分けするとどのようになるか教えてください。
●10/30に開催される、1人5000円の参加費がかかるイベントに同業者Aと2人で参加する。
9/25
同業者Aに自分の分のイベント参加費もまとめて主催者に払ってもらうことになったので、
楽天ペイなどの送金機能で同業者Aに立て替えて貰った5000円を支払う
10/30
イベント当日。
11/25
楽天ペイ(クレジットカード)の引き落とし日。
以上、宜しくお願い致します。
税理士の回答
イベントは10月30日ですので、
10月30日の経費となります。
9/25は前払費用とします。
三嶋政美
発生主義では、費用が「発生した時点」で計上し、支払のタイミングとは切り離して整理します。本件では、イベント参加という役務提供日は 10/30 であるため、この日に費用を計上します。
まず、9/25 の同業者 A への送金は、あくまで 立替金の返済 にすぎず、費用ではありません。
〈9/25 同業者 A へ送金〉
借方:立替金 5,000/貸方:未払金(or 普通預金・ペイ残高)5,000
※立替分を返しただけなので損益には関係しません。
〈10/30 イベント当日(費用の発生)〉
借方:研修費等 5,000/貸方:立替金 5,000
※この時点で役務提供が完了するため、発生主義上の費用認識はここです。
〈11/25 楽天ペイから引落し〉
借方:未払金 5,000/貸方:普通預金 5,000
立替処理と費用発生日を丁寧に分けることで、帳簿が実態に沿い、税務上も整合性のある形となります。
南さま、三嶋さま、ご丁寧にご回答ありがとうございました!助かりました!
本投稿は、2025年11月18日 09時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







