新規事業にかかる確定申告
整骨院の居抜き(事業譲渡)により11月15日より、開業に至りました。
全開業者への設備等の譲渡金、一部内装リニューアル費用その他組合費、事業保険料等が発生しました。本年度(11/15~12/31)自由診療、各種保険請求での収入はありますが、少額です。H28/3月の確定申告時点では、保険請求による期日支払い期間があるますので入金は、ほぼありません。
H27/11/15~H28/11/14間の事業収支をH29/3月の確定申告(青色)では、ダメなのでしょうか?
無理であれば、11/15~12/31までの必要経費は、どうしようにもないのでしょうか?工事費等の発生費用は、原価償却で処理を考えていますが正直、以下の経費が発生しています。
・近隣挨拶菓子代・広告料・取引先との飲食代・切手印紙代・申請手数料・振込手数料・PC周辺機器リース初回手数料・各種事業保険料(家財、事業、対人)・ホームページ作成料・日用品代等々です。
12/31時点での手元への入金がほぼない状態ですので、マイナス決算しかないのでしょうか?お手数ですがご回答よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答

個人事業は、1/1から12/31(新規開業は開業から12/31)まで収入・経費を計算して翌年の3/15まで確定申告をします。申告には一般の申告(白色申告)と青色申告があります。青色申告をするためには、開業して2ヶ月以内に青色申請書を税務署に提出しないとできません。青色申告をすることで、収入から経費を引いて所得金額を算出します。この場合損失が出た場合は、申告の時に他の所得と通算してなお損失が残る場合は、3年間繰越控除ができます。また、利益が出た時はその所得金額から青色申告特別控除10万円か65万円を引くことができます。相談の内容から考えて27年分の事業について、是非、青色申告をすべきと考えます。
以上簡単に回答しましたが、参考にしてください。詳しくはお近くの税務署や顧問税理士などにおたずねください。
本投稿は、2015年12月12日 14時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。