青色申告 ダンサー 取引先が不特定多数相手の場合について
はじめまして。私は、フリーランスでダンスインストラクターをしております。
毎月バーを借りてダンスレッスンをしております。レッスン料金に関しては、お客様が入店時にお店側が先に徴収をして、レッスンが終わったらその日の売り上げを受け取っています。
バーに来る方の一人一人の住所、連絡先は不明の状態です。
名前はいつも別途私の方から聞いて、聞いて帳簿には記録しています。
バーという特性上、逐一住所などの個人情報は聞かないのが通常だとは思うし、聞くと皆さんあまりいい顔をしません。
こういうケースの場合、確定申告した時の取引先はお店の住所でいいでしょうか?
よろしくお願い致します。
税理士の回答

中島吉央
実情から考えまして、お店で問題ないと思われます。仮に、税務署が相談者様の売上が間違いないかを確認するのは、お店の記録でしょうから。
迅速に回答していただき、ありがとうございます。
それでは、このような場合はいかがでしょうか?
お店を借りずに、私個人がレンタルスタジオを借りて、毎回不特定多数の方から直接、受講料をいただく場合は、基本的には、お名前と、受け取った料金のみ記録して、住所は連絡先は頂いておりません。
(もしくは、インターネットで事前にやりとりをしていた方に関しては、メールアドレスや電話番号を頂いている場合もあります。)
その場合は、住所や連絡先は必須でしょうか?
さきほど質問させて頂いた、バーに関しては、レッスン受講者の売り上げはお店の記録となるということですが、
お店側は受講者の方の個人情報は、記録していないままで経理をしているので、
私個人が、レンタルスタジオを借りて、不特定多数の方のレッスンを開催する場合も、個人情報は必須ではないという認識であっていますでしょうか?
初歩的な質問で申し訳ありません。フリーランスは初心者のため、たくさんの不明点がある状態です。。
お答えいただければ幸いです。

中島吉央
個人主催の場合でも、明細な個人情報までは必要ないと思われます。住所まで求められたら、そこまでして参加したくないと思う人もいるでしょうから、売上に影響します。
会員制でやっているならともかく、不特定多数の場合で、住所まで把握というのは現実的ではないと思われます。
実際、飲食店や水商売でも、不特定多数相手に現金商売していますが、客の住所まで把握していません。このことにより、現金商売は売上をごまかすものが出てきて、調査が厳しくなる場合があるということです。
相談者様の状況においては、バーでやる場合、個人でレンタルスペースを借りてやる場合を問わず、そのレッスンごとの参加者に相談者様が事前に作っておいたA4サイズの参加表に名前をボールペンで上から順に書いてもらうと良いでしょう。それが売上の証拠になります。今回は参加者が多かったから、自分で作り直そうということは筆跡の観点から無理だと言えます。
令和〇年〇月〇日レッスン参加表
1.●●●●
2.××××
3.□□□□
4.
非常にわかりやすいご説明のおかげで、ずっと不明点だったことが、明瞭になりました。
貴重な時間を割いてご回答いただき、感謝致します。
ありがとうございました!
本投稿は、2021年05月10日 00時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。