個人事業主と法人の経費の違いについて
個人事業主と法人では法人の方が経費に認められる物が多いと聞いたのですが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか?
家賃、住居以外で法人なら認められて個人事業主めは認められる物は例えば何がありますか?
税理士の回答

回答します
一番大きな支出は「事業主報酬」になります。
個人事業の場合の事業主報酬は、必要御経費とならず、事業所得そのものに課税がされます。
法人事業の場合は、事業主が役員であれば「役員報酬」として必要経費に算入されます。
役員報酬は、給与所得として所得税がかかりますが、給与所良くの場合は収入金額から「給与所得控除額」が控除されますので、その点が一番控除の対象となります。
また、この他にも事業主の家族従業員に関しては、個人事業の場合はある程度の制限があり、支給した全額が必要経費にならないことがありますが、法人事業の場合は正当な金額であれば、支給した金額は給与(又は役員報酬)として必要経費に計上されます。
詳しいご説明ありがとうございました。

ベストアンサーをありがとうございます。
なお、法人の場合の「役員報酬」は、定時同額等の一定の取扱い上の留意点があります。
また、その他の留意点として、個人事業の場合は会社の利益が無いときは住民税が課税されたいことがありますが、法人事業の場合は必ず年間7万円の法人住民税(都道府県民税・市町村民税)が課税されます。
国税庁HPから「役員報酬(給与)」についての説明箇所を参考までに添付します。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/hojin/5211.htm
本投稿は、2021年11月12日 23時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。