(白色申告)車下取りの仕訳について教えてください
白色申告です。数字は多少丸めて記載しております。
残価設定ローンにて4年前に
新車で取得時の価格230万円について。
減価償却累計額152万円
(未償却残高78万円)
このタイミングで
下取りに出し、乗り換えます。
下取り130万円つきます。
この場合
130万円−78万円=52万円が譲渡所得ですが、特別控除後の2万円が申告対象という理解で合っておりますでしょうか?
税理士の回答

石割由紀人
この場合、車を下取りに出したときの仕訳と譲渡所得の計算についてご説明いたします。
仕訳について
まず、車両の下取りに出した場合の仕訳を行う際には、以下のように仕訳を行います。
1. 売却時の処理:
- 借方: 現金および預金 (または売掛金) 130万円
- 貸方: 車両 230万円
- 貸方: 減価償却累計額 152万円
これにより、帳簿上で車両が除却され、収益を認識します。
譲渡所得について
次に、譲渡所得の算出方法は以下の通りです。
1. 譲渡収入の総額:130万円(下取り価格)
2. 取得費:230万円
3. 減価償却累計額: 152万円
4. 未償却残高: 230万円 - 152万円 = 78万円
5. 譲渡所得の金額:130万円 - 78万円 = 52万円
この52万円が基本的な譲渡所得の額になります。
ただし、車のような資産については居住用財産の特例などがある場合がありますが、通常の自家用車では税制上、特別の譲渡所得控除は適用されない場合が多いです。したがって、最終的な申告額に対する特別控除の適用は一般的なケースでは難しい可能性があります。
丁寧なご回答をありがとうございます。
該当の車は、事業用です。
素人考えで「短期譲渡所得の計算式に当てはめれば良いという認識」でした。
そうではないということでしょうか?
本投稿は、2025年01月08日 21時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。