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昨年度分の業務委託の確定申告について

初めてお世話になります。
今年結婚した夫が昨年度分の確定申告をしていない事が先日発覚し、このままではいけないと思い自分なりにネット等で調べてみたのですが、夫の状況と同じような例がなかなか見当たらず困っております。

夫の状況としましては、
・昨年5月末までアルバイト勤務
・退職後、昨年の6月からは委託という形で別会社に勤務(現在も勤務中)
・収入は月1度毎月定額で手渡し受取、この収入のみで生計を立てている
・交通費は2ヶ月に1度手渡し受取
・収入、交通費共に明細は無し

今からでも確定申告を行いたいと思っておりますので、色々とご教授願いたいのですが、
・確定申告の方法は白色申告で合っていますか?
・毎月の定額収入と2ヶ月に1度の交通費をそれぞれ1年分(1月〜12月)足したものが昨年度の所得であるという認識で合っていますか?
・所得の種類は事業所得ですか?雑所得ですか?
・毎月の収入の明細がない上に手渡し受取の為、通帳等にも収入の記録が無く金額の証明ができませんが、大丈夫でしょうか?
・自宅でも業務に関する事でネットを使用している場合、通信費(wi-fi契約費)のうち何割かを経費とする事が可能だと目にしたのですが、割合はこちらで自由に決めるものなのでしょうか?
・5月末までアルバイト勤務していた分の確定申告は、上記とはまた別で行う必要があるのでしょうか?

全くの無知ゆえ質問数が多く大変申し訳ありませんが、お答え頂けますと幸いです。
宜しくお願い致します。

税理士の回答

文面から判断すると
➀5月までは給与なので、働いていた会社から源泉徴収票をもらってください。
②6月からは20万円×7月で業務委託費を計算してください。交通費も足します。これは交通費、打合せ費など経費があれば引きます。
➀、②を足して、確定申告してください。➀は給与所得、②は事業所得でいいと思います。
Wi-Fiの経費は事業に使った割合だけ経費に入れてください。
20万円の領収書はいらないので、自分で事業用の収支帳を作るといいです。

それぞれ端的にまとめてご回答頂きありがとうございます。
大きな流れとしては理解できたのですが、わからない点もいくつかございましたので追加質問させて頂きます。

・②に記載されている「20万円×7月」というのは例えの金額であり、実際には「夫が1ヶ月に受け取っている定額×7月」に置き換えて計算するという認識で間違い無いでしょうか?
・経費として差し引く交通費は、業務委託費の計算内で足した「2ヶ月に1度頂いている交通費」以外で発生した交通費、つまり自腹で負担した交通費という認識で間違いないでしょうか?
・①の給与所得、②の事業所得を足して確定申告をとの事ですが、これはまとめて一緒に白色申告で確定申告できるという事なのでしょうか?

素人ゆえ初歩的な質問ばかりで申し訳ありませんが、ご回答宜しくお願い致します。

以上3点いずれもその通りです。
確定申告書は1枚用紙なので、青色、白色を選ぶところで白色に〇をして
給与所得、事業所得のらんに それぞれ数字をいれればいいです。
来年から青色をえらぶと経費として65万円を無条件でプラスできます。
今年中に青色申告申請を出せばいいです。用紙1枚書いて出すだけです。

お早い回答感謝致します。

1枚の用紙に給与所得欄・事業所得欄があるとは知らず驚きです。
記載方法まで教えて頂き大変参考になりました、ありがとうございました。

青色申告の件も教えて頂きありがとうございます。
早速青色申告についてネットを見ておりましたら、同じく経費が最高65万円までプラスされる「家内労働者等の必要経費の特例」というものを目に致しました。
夫は委託という形で収入を得てはおりますが、
・毎週月曜日が固定で休日
・月曜日以外の週6日は、毎日決められた定時から定時まで出社
・2ヶ月に1度交通費を受け取っている

というほぼ雇用に近い働き方をしておりますので、先の質問で申し上げました「帰宅後自宅で行うPC業務の通信費(Wi-fi契約費)」ぐらいの微々たる金額しか経費が発生しません。
従って、
・「特定の人に対して継続的に人的役務の提供を行うことを業務とする方」
・「事業所得の経費が65万円以下(給与所得を合わせても65万円以下になります)」

という特例を受ける為の条件に該当するのではないかと考えたのですが、いかがでしょうか?

何度もお付き合い頂き申し訳ありませんが、ご回答宜しくお願い致します。

家内労働というのは、昔の「内職」みたいなイメージです。
青色申告をすると経費は経費で全部、マイナスできて
そのほかに65万円控除できますから、
簡単なので「青色申告申請」するのをお勧めします。
タックスアンサーですぐ様式はでてきます。

ご回答頂きありがとうございます。

どんな業種でも条件にさえ当てはまっていれば適用されるわけではないのですね、残念です。
では、お勧め頂いた青色申告をする方向で考えてみようと思います。

初めての事ばかりで沢山質問してしまいましたが、一つ一つご丁寧にお答え頂きとても助かりました。
本当にありがとうございました!

本投稿は、2019年08月03日 20時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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