扶養内パート勤務から脱却するには
現在扶養内パートで社会保険未加入(8.8万以下、週20時間未満)で勤務しております。
ありがたいことにパート先から給与のアップのお話しがありました。
そうなった場合社会保険加入となると思いますが、加入となるならいっそのこと大幅に所得を上げたいなと思いダブルワーク(在宅)も考えています。
※パート(事業所出勤)だけでは時間の限界があるので、自宅でも収入を得られたらアップできるかなと考えています。
この場合、いくらくらいを収入目標の目安にしたらいいですか?(損しない)
私としてはパートで130万、在宅で50-100万くらいを考えています。
●夫の年収は300万程
●扶養外でダブルワークで働く
●配偶者控除が受けられなくなると夫への税負担はどの程度になりますか?
税理士の回答
ご自身で社会保険に加入する場合、年収160万円以上を目指すのが「働き損」を完全に脱出し、手取りを確実に増やすための一般的な目安となります。
ご提示の「パート130万+在宅50〜100万(合計180〜230万)」という目標は、社会保険料の負担を考慮しても、現在より手取り額が大幅に増えるため、非常に理にかなったプランだと思います。
1. 収入目標の目安:いくらなら損しない?
社会保険(健康保険・厚生年金)に加入すると、額面から約15%ほどが保険料として引かれます。
130万円〜150万円台(働き損ゾーン)
社会保険料の負担により、年収103万円や129万円の時よりも「手取り」が減ってしまう、あるいは同等になってしまうエリアです。
160万円以上(プラスゾーン)
保険料を払っても、手取り額が扶養内(130万未満)の時を明確に上回ります。
今回の目標(180万円〜230万円)
手取りもしっかり増える上、将来もらえる年金額が増える、傷病手当金が出るなど、「損」どころかメリットが非常に大きい状態です。
2. 夫の税負担はどう変わる?
ご主人の年収が300万円の場合、相談者さまの年収がいくらになっても「夫の税金が急激に跳ね上がる」ということはありません。
配偶者控除と配偶者特別控除
あなたの年収が123万円まで:ご主人は「配偶者控除(38万円)」を受けられます。
あなたの年収が123万〜160万円まで:ご主人は「配偶者特別控除(満額38万円)」を受けられます。
※実は、160万円まではご主人の税負担は変わりません。
あなたの年収が160万〜198万円まで:控除額が段階的に減ります。
あなたの年収が199万円以上:控除がゼロになります。
夫の具体的な税負担増(目安)
ご主人の所得税・住民税の合計税率を約15%とした場合:
年収160万以下の時:控除38万円 → 税金が約5.7万円安くなっている。
年収199万以上の時:控除0円 → 上記の5.7万円の優遇がなくなる。
つまり、相談者さまがしっかり稼ぐことで、ご主人の税金が年間で約6万円弱増える可能性はありますが、奥様の収入が50万〜100万増えるのであれば、世帯全体で見れば圧倒的に黒字です。
3. ダブルワーク時の注意点
在宅ワーク(業務委託や副業)を始める場合、以下の点に注意してください。
社会保険の加入先
社会保険は「メインのパート先」で加入することになります。在宅ワークが雇用契約(パート)ではなく「業務委託」であれば、その収入に社会保険料はかかりません(所得税の確定申告は必要です)。
確定申告
パート先で年末調整をしますが、在宅ワークの所得(売上ー経費)が年間20万円を超える場合は、ご自身で確定申告が必要です。
夫の会社の「家族手当」
税金よりも影響が大きいのがここです。ご主人の会社で「配偶者が年収〇〇万円以下なら手当支給」という規定がある場合、それがなくなる金額を確認しておきましょう。
詳しくとてもわかりやすい回答ありがとうございます。状況が分かり安心しました。
①在宅ワークは、業務委託になります。
ということは、パート先で社会保険に加入し、そこの収入のみ(130万)に社会保険料が発生するという理解であっていますか?
②パート先で社保に入れなかった場合、国保になるとおもいますが、その場合でもパート130万、在宅ワーク50-100万はプラスになりますか?
社会保険は、給与の場合引かれるので、在宅が報酬であれば社保の対象外です。
ただし、国保の年間料金の算定には、すべての所得が対象となります。
もっとも、在宅ワークでも、収入=所得とはならず、必要経費を控除することはできますから、必要経費分算定金額も下がると思いますよ。
本投稿は、2026年04月24日 01時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







