海外留学している場合は、親の扶養に入るために必要な書類について
私は、今海外で留学しています。日本の健康保険の手続きをするために、会社員である父親の扶養に入ることを検討していますが、その際に必要な書類について最新(2018年時点)の情報を教えていただきたいです。
その際に、学生であるため収入がないのですが、収入がないということを証明するための書類も必要でしょうか?
それが必要な場合、どこで取得できるものなのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

まずは、収入がないことを証明する必要はありません。
平成28年分から所得税の確定申告において、非居住者である親族(国外居住親族」)に係る扶養控除の適用を受ける場合は、親族関係書類及び送金関係書類を確定申告書に添付し、又は確定申告書の提出の際に提示しなければなりません。
また、お父様の給与等の源泉徴収及び年末調整において扶養控除の適用を受ける場合には、親族関係書類と送金関係書類を、お父様の勤務先に提出又は提出する必要があります。
◆「親族関係書類」とは、次のいずれかの書類(外国語で作成されている場合にはその翻訳文も必要です。)で、その国外居住親族がその納税者の親族であることを証するものをいいます。
戸籍の附票の写しその他の国又は地方公共団体が発行した書類及びその国外居住親族の旅券の写し 外国政府又は外国の地方公共団体が発行した書類(その国外居住親族の氏名、生年月日及び住所又は居所の記載があるものに限ります。)
◆ 「送金関係書類」とは、その年における次の又はの書類(外国語で作成されている場合にはその翻訳文も必要です。)で、その国外居住親族の生活費又は教育費に充てるための支払いを、必要の都度、各人に行ったことを明らかにするものをいいます。
金融機関の書類又はその写しで、その金融機関が行う為替取引によりその納税者からその国外居住親族に支払いをしたことを明らかにする書類 いわゆるクレジットカード発行会社の書類又はその写しで、そのクレジットカード発行会社が交付したカードを提示してその国外居住親族が商品等を購入したこと等及びその商品等の購入等の代金に相当する額をその納税者から受領したことを明らかにする書類)
本投稿は、2018年04月18日 23時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。