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親を扶養に入れるか否か

母75歳、本人53歳で2人で近々同居予定です。母は年金のみ、私は会社員で年収350万程度です。社会保険は入れないとして、税金上の扶養には入れた方がいいでしょうか?私側にメリットがあるとしても、母側にデメリットがあるようなら扶養には入れないでおこうと思います。

税理士の回答

母親の合計所得金額が48万円以下(2025年からは58万円以下)で、相談者様が実際に生活の面倒を見るのであれば扶養に入れられます。

結論として、お母様を税法上の扶養親族に入れることは、ご本人にとっては所得税・住民税の控除額が増えるというメリットがあり、お母様側に実質的なデメリットは基本的にありません。

お母様が年金収入のみで、公的年金等控除後の所得が48万円以下(年金収入ベースで158万円以下)の場合、扶養控除の対象となります。ご本人の課税所得が減ることで、年間数万円程度の税負担軽減が見込まれます。

一方で、お母様が被扶養者となっても、健康保険等の社会保険上の扶養には入れないとすれば、税法上の扶養認定によって医療費負担等が増えることはありません。したがって、扶養に入れることにより、ご本人にとっては有利な処理といえます。

本投稿は、2025年05月14日 23時11分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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