学生の治験による雑所得と扶養控除について
私は現在大学生で、扶養に入っている身です。なので一年間の収入が103万円を越えないようにしなければいけません。私は今年アルバイトで100万円程稼ぐ予定なのですが、プラスで治験を受けて16万円ほど稼ぎたいと考えています。その場合、給与収入100万-給与控除65万+雑所得16万=51万となり、基礎控除の38万を越えてしまうため、扶養から外れることになってしまうと思います。しかし、治験の収入は雑収入であり、そこから経費を引いた額が雑所得となるので、もしも治験の収入16万円から経費で全額引けた場合、100-65+16-16=35となり、扶養から外れずにすむのでしょうか?
また、この場合の雑収入の経費というのはいつ申請すればよいのでしょうか?
レシートや領収書を集めておいて、税務署などから連絡が来たら提示すればいいのでしょうか?
知識不足のため分かりづらいところや不明瞭な点があると思いますが、何卒ご教授お願い致します。
税理士の回答

岡本好生
100-65+-16=35という考え方は、それで正しいと思います。
所得は発生しない場合は、申告等特別な手続きをする必要はなく、税務当局の問い合わせがあった時に経費の内容や領収書等を提示可能な状況にしておけば大丈夫です。
ご注意いただきたいのは、治験収入にかかわる経費の内容です。その経費は治験収入のために必要だったと説明できるかどうかです。もし説明ができる状態であれば、利益の出ない治験収入16万円を稼ぐ必要はないのではないかと思ってしまいます。
本投稿は、2018年09月20日 15時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。