学生で所得が130万円を超えた場合
現在大学3年生です。
アルバイトをかけ持ちしており、10月の時点で収入が140万円を超えてます。
このような状況の場合、
①1年間の所得が103万円以下の場合と130万円以下の場合に比べて、来年の住民税や健康保険料がどのくらいかかるのか。
②自分で払うもの(①で書いたようなもの)以外で、親が追加で払う必要のあるものはあるのか。
③来年の所得が103万円以下であった場合、再来年の扶養控除や健康保険への加入はどのような扱いになるのか。
④130万円を超えた後につぎのボーダーラインがあるのか(今年のうちにどれくらい稼ぐのがベストなのか)
以上の4点が調べてもよく分かりません。
ぜひ回答いただけたらと思います。
よろしくお願い致します。
税理士の回答

1.住民税は、課税所得金額に対して10%の金額になります。
「課税所得金額」は、給与収入から「給与所得控除額」と「所得控除」を差し引いて計算します。
https://www.nta.go.jp/m/taxanswer/1410.htm
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0107/zeisei/juuminzei2.html
2.健康保険料は親御さんの扶養のままであれば新たな負担は生じないと思われます。扶養から外れるのは来年以降も130万円以上の収入が見込まれる場合です。来年以降も130万円以上の収入が見込まれる場合には親御さんの扶養から外れて国民健康保険に新たに加入する必要があります。保険料につきましてはお住まいの市町村にご確認ください。
2.相談者様の年収が103万円を超えますと税金上の扶養親族から外れて親御さんの扶養控除が適用できなくなります。そのため、親御さんの所得税・住民税が増加しますのでご留意ください。増加する金額は親御さんの所得によって異なります。
3.来年の収入が103万円以下の場合には、来年の親御さんの扶養控除が適用され、健康保険も親御さんの扶養のままでいられます。
4.年収130万円以上の場合には、所得税の金額は累進税率が適用されるため税金の金額が収入に応じて増加することになります。
本投稿は、2019年10月14日 05時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。