毎年、職場の年末調整の申告書に扶養する両親の名前を記載せず、確定申告で対応する是非について
年末調整について、職場の給与担当者に、「別居中の両親が低額の年金であり、扶養親族控除の所得範囲内の収入しかない」というのを知られたくありません。
そこで年末調整の申告書において、両親の氏名や所得は書かずに確定申告で所得税の還付してもらうことは可能だと思います。
なお、両親は、組合健康保健に加入せずに国保に加入してます。
そこで、質問なのですが、
①毎年、上記の方法で、故意に両親の名前や所得を記載せずに、確定申告で処理をするのは、税務署からすると、どう思われるのですか?
税務署から、職場の方に提出する申告書にきちんと両親を記載してくださいと指導を受けるようなことなのですか?
②確定申告で両親を扶養親族の処理をする際、別居中の両親への仕送り額、年金額を証明する書類などの資料は持参する必要はあるのでしょうか?
よろしくお願いします。
税理士の回答

回答します
① 確定申告でご両親を扶養にすることについては、特に問題はありません。
税務署から職場に指導をすることはありません。
なお、所得基準で扶養親族にならない者を扶養親族としていた場合などは、「是正」の指導をすることはあります。
しかし、確定申告により扶養親族を入れていた場合は、ご本人に修正申告の称揚をすることになります。
② 確定申告時に証明書等が必要な場合は
「国外居住親族」の方に対してのみとなります。
国内に居住しているのであれば特に持参をする書類はありません。証明書などの添付義務はありません。
ただし、扶養に該当するか不安な場合は、資料をお持ちして税務署の職員に確認することはできます。
特にご両親の収入が、扶養の範囲内であるか確認するために資料をお持ちする方もいらっしゃいます。
以上参考にしてください。
本投稿は、2021年10月25日 02時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。