新築マンション購入した年の確定申告・住宅ローン控除について
今年、妻名義で新築マンションを購入しました。妻は正社員、夫の私はフリーランスで働いており、私は自宅の一部屋を仕事部屋として使用しております。(映像制作の仕事で特段何もない場合は部屋にこもり映像編集作業をしています。)
この場合の確定申告について、ネットでいろいろ調べてみて混乱してしまったので、いくつか質問させていただきます。
・妻名義のマンションですが、私の仕事部屋のスペースを考慮した「(建物部分の)減価償却」「固定資産税」「火災保険」「修繕積立費」「光熱費」などは私の確定申告で申請しても良いのでしょうか?
・上記がOKの場合、妻が申請する「住宅ローン控除」はどうなりますか?
ネットで調べると、どっちでやってもOKみたいなニュアンスで書かれてあって
「住宅ローン控除だけでやった方が得!」という書き込みもあったり、また反対に
うまく節税するには「減価償却を利用!」とも書かれてあったり…
初めてのことなので正しくはどうなのか、きちんと知りたいです。
アドバイス、宜しくお願いします。
税理士の回答

住宅ローン控除は、あくまで居住用の部分となりますから、ご質問者が使う部屋の面積に対して按分計算が必要となってきます。
ローンの残高に対する税額控除ですから、ローン残高が少額であるとか、早期に全て返済予定であるとか、ご質問者の収入が高額となることが予測されるなど、軽々にどっちがいいか、具体的な資料に基づき判断することが賢明です。経費にできる金額を算出し、その経費額に対する税額と、一方で仕事場として活用する面積を按分した場合の税額控除の額を算出する作業になります。こうした質問は税務署では相談に載ってくれません。(一般的な質問ではなく、どっちが得になるかは、将来予測を含む納税者判断に委ねられる部分が多いいため)個別相談として、具体的な資料を持参して税理士への相談をお勧めします。
本投稿は、2018年10月26日 11時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。