会社を退職した後の医療費控除申告について
2023年3月末に会社を退職し、その後は専業主婦となり夫の扶養に入っています。
2023年1月から3月までの給与と退職所得があるのでそれらの確定申告とあわせて医療費控除の申告も行う予定でおります。
不妊治療で発生した医療費の申告をしたいのですが、過去5年前までの分まで遡れると聞きました。不妊治療を開始したのは2020年9月からとなるのですが、2023年12月まで発生した分まで妻側が申告することで問題無いでしょうか。
もしくは夫の扶養に入ったのは4月からなので、4月から12月までの発生分は夫が申告すべきでしょうか。尚、医療費は妻である私が支払っております。誰が申告すべきかで悩んでおります。
また、不妊治療に関わる夫側の検査費用等もあるのですが、これらは一緒に妻側で申告すべきか、もしくは夫側の申告となりますでしょうか。これらの費用は妻が負担したり夫が負担したりとバラバラです。
少しややこしくて申し訳ございませんがご回答よろしくお願いいたします。
税理士の回答

竹中公剛
基本は支払った方が、控除の申告をします。
不妊治療で発生した医療費の申告をしたいのですが、過去5年前までの分まで遡れると聞きました。不妊治療を開始したのは2020年9月からとなるのですが、2023年12月まで発生した分まで妻側が申告することで問題無いでしょうか。
発生した分ではなく、支払った分です。支払った年度に控除の申告を出来ます。
もしくは夫の扶養に入ったのは4月からなので、4月から12月までの発生分は夫が申告すべきでしょうか。尚、医療費は妻である私が支払っております。誰が申告すべきかで悩んでおります。
扶養と支払は、関係がありません。扶養に入っていても、奥様が支払えば、奥様の控除です。
また、不妊治療に関わる夫側の検査費用等もあるのですが、これらは一緒に妻側で申告すべきか、もしくは夫側の申告となりますでしょうか。これらの費用は妻が負担したり夫が負担したりとバラバラです。
上記については、支払った人で控除します。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm
見てください。
ご解説頂きありがとうございます。勉強になりました!
本投稿は、2024年01月30日 18時03分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。