医療費控除の対象となるかについて
はじめまして。医療費控除の対象となるかお伺いしたい件があり、質問させていただきました。
現在高2の息子が低身長に悩み、中2から3年間成長ホルモン治療を受けました。
中2で身長が156cmになった頃から急に身長の伸びが悪くなり、受診したところ、もうすぐ伸びが止まり160cmに届く事が難しいと診断された事が始まりです。男性で150cm代では苦労することもあるかと思い、何とかしてやりたくて成長ホルモン治療を始めました。
成長ホルモン治療は何らかの疾患であれば公費での治療が可能ですが、息子は異常がなく、全額自費での治療でした。
この治療は非常に高額で、年間150万程かかりました。高額の治療費も覚悟の上で治療してきましたが、同じく成長ホルモン治療を自費でされている方から医療費控除の対象となるとの情報をいただきました。
息子の場合も医療費控除の対象となりますでしょうか?
お教えいただけるとありがたいです。
宜しくお願い致します。
税理士の回答

石割由紀人
息子さんの成長ホルモン治療が医療費控除の対象となるかどうかは、いくつかの条件に依存します。税務上の医療費控除の対象として認められるためには、治療が病気または医学的に認められる目的であり、医師による診断と指示に基づいて行われたものであることが必要です。このような治療である場合、支出した治療費が医療費控除の対象となる可能性があります。
息子さんのケースでは、医師からの診断内容や治療の目的が、美容的な理由や予防的な内容でなく、医学的に必要とされる治療としての診療であると認められることがポイントになります。実際に税務署へ問い合わせを行い、具体的な診療記録や医療機関からの証明書(必要に応じて)をもとに相談し、確定申告の際に詳細を確認することが推奨されます。
結論として、息子さんの成長ホルモン治療が医療費控除の対象となると判断できるかは、医師の診断に基づき治療が医学的に正当化されるものである場合です。この判断を下すための詳細な情報や証拠を備えた上で、税務署で個別に指導を受けることが最も適切です。
ご回答をありがとうございます。
一度税務署に相談してみようと思います。
ご丁寧に教えて下さり本当にありがとうございました。
本投稿は、2024年11月02日 00時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。