医療費控除の遠方の交通費
今年、遠方の病院でしか出来ない手術のため、検査等含めて、4度長距離往復しました。
新幹線を使ったときと、寝台列車を使った時があり、領収書もしくはクレカ明細は、全てありますが、切符は残っていない状況です。
上記や状況のため、指定席や寝台券の料金をマイナスしたいのですが、正確にできそうもないので、どうしたら良いのでしょうか。
税理士の回答

石割由紀人
医療費控除の対象として、遠方の病院での治療に必要な交通費は控除の対象となります。公共交通機関を使用した場合の通院費が医療費控除の対象になります。領収書やクレジットカードの明細がある場合は、それらをもとに「医療費控除の明細書」に交通費を記載することが求められます。
新幹線や寝台列車の利用については、基本的に指定席や寝台料金を含めた実際の交通費が控除の対象になります。ただし、その料金が通常の通院に必要な範囲を超えない場合に限ります。指定席や寝台料金の具体的な除外についての条件が明確でない場合、自身で判断せず、基準に従って実際の支出金額を記入する方が無難です。
領収書は提出の必要はありませんが、自宅で5年間保管する必要があります。公共交通機関を使用した通院の交通費が控除対象であり、記録をしっかりと整えておくことが重要です。
本投稿は、2024年11月25日 07時03分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。