確定申告で白内障の単焦点レンズは医療費控除対象?
1.確定申告で白内障の多焦点レンズは医療費控除対象のようですが、単焦点レンズの場合は控除の対象でしょうか?また、白内障手術後の眼帯も対象になりますか?
2.税理士ドットコムに会員登録は無料と明記されていますが、相談もむりょうでしょうか?前記1の相談は無料という前提でお願いいたします。
以上、よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答

石割由紀人
白内障手術における単焦点レンズおよび多焦点レンズ、手術後の眼帯の医療費控除、税理士ドットコムの相談料について回答します。
1. 白内障手術における医療費控除について
白内障手術で使用される単焦点レンズ、多焦点レンズは、いずれも医療費控除の対象となります。
医療費控除は、自己または生計を同一にする配偶者や親族のために支払った医療費が一定額を超える場合に、所得控除を受けられる制度です。
医療費控除の対象となる医療費
医師または歯科医師による診療または治療
治療または療養に必要な医薬品の購入
病院、診療所、助産所などへの入院費や通院費
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師による施術
保健師、看護師、准看護師による療養上の世話
介護福祉士などによる喀痰吸引や経管栄養
医療費控除の対象となる医療機器の購入費やレンタル費
白内障手術は医師による治療に該当し、手術に必要なレンズの費用や、手術後の診察代、薬代なども医療費控除の対象となります。
白内障手術後の眼帯について
白内障手術後の眼帯も、手術後の治療に必要なものとして、医療費控除の対象となります。
医療費控除を受けるための手続き
医療費控除を受けるためには、確定申告の際に以下の書類を提出する必要があります。
確定申告書
医療費控除の明細書
医療費の領収書(医療費通知を添付する場合は省略可)
2. 税理士ドットコムの相談料について
税理士ドットコムの会員登録は無料ですが、相談が無料かどうかは、相談方法や税理士によって異なります。
無料相談: 税理士ドットコムでは、一部の税理士が初回相談を無料で行っています。
有料相談: 多くの税理士は、相談内容や時間に応じて相談料を設定しています。
税理士ドットコムで相談する際には、事前に相談料について確認することをおすすめします。
今回の白内障手術の医療費控除に関する相談については、税理士ドットコムの無料相談を利用できる可能性があります。税理士ドットコムのウェブサイトで、無料相談に対応している税理士を探してみてください。
補足
医療費控除の対象となる金額は、支払った医療費から保険金などで補填される金額を差し引いた金額です。また、医療費控除の金額には上限があります。
石割先生、お忙しい中、ご丁寧なご回答をいただき有難うございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。先生のご健勝と貴所のご発展をお祈り申し上げます。
本投稿は、2025年02月12日 13時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。