休職中の医療費控除の申請について
東京都の公立小学校の教員をしています。2年前に肺癌が見つかり、休職中です。高額医療費の限度額認定は受けていますが、それでも治療費、薬代等かかっているので、医療費控除の申請をしようかと思います。保険会社からの支給額をマイナスしなければいけないそうですが、申請のポイントを教えていただけますか?
税理士の回答

休業中の年分、所得税はありますか?
所得税や住民税にある医療費控除は、健康保険の高額医療費のように負担の限度額以上の金額を減額や支払い免除する制度ではありません。
扶養控除のように所得から引きます。所得の5%又は10万円のいずれか低い金額を超えた場合に、超えた金額を引きますという制度です。
引いた結果、課税所得が減り、その分、税金が安くなる制度です。
元々が所得が無く、税金が0円ならば、これ以上税金が安くなりませんから申告は意味をなしません。
負担した医療費は、保険金等を控除します。入院給付金ならばその入院にかかる医療費から、手術給付金なら、その手術にかかる医療費から控除し、控除しきれない場合は、その部分は0円です。
保険金等の金額によっては、負担した医療費が、限度額以内になって、医療費控除が受けられないこともあります。
ご回答ありがとうございました。
昨年度は給与としての収入があったので、遡って申請しようと思います。
本投稿は、2019年10月19日 22時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。