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生活用動産について質問させてください。

サラリーマンをしております。
今年の初めから不用品の処分をしようと思い、
テレビゲーム トレーディングカード アニメのdvd 漫画 その他を近所の買取店に買い取ってもらっていました。

量があったので、少しずつ売っていて、そのために、かなりの回数になっています。
それで、結果的に累計で20万は超えていると思うのですが、先日、このようなことをしていると、継続的とみなされ、確定申告が必要になるという事をネットで偶然見ました。元々確定申告等のことは全く知らなかったです。
そのためすごく不安です。

僕の中で、要らないものを売っていたので、
利益を得ようとは思っておらず、
生活用動産になるのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか?

一応詳しく内訳すると
テレビゲーム

古いゲームから、最近買ったけど、要らなくなったもの

トレーディングカード

古いカードから、最近集めている内の、要らなくなったもの

アニメのDVD

最近まで集めていたけど、不要になったもの

漫画

古い漫画と最近の要らなくなった漫画

その他

ゲームや漫画についていた特典

です。
よろしくお願い申し上げます。


税理士の回答

 資産の譲渡による所得のうち、生活用動産の譲渡による所得(家具、じゅう器、通勤用の自動車、衣服などの生活に通常必要な動産の譲渡による所得)については課税されません。(出典:国税庁「譲渡所得の対象となる資産と課税方法」)
 したがって生活用物品(生活で通常利用するもの)を売却した場合、基本的に税金はかかりません。生活日用品であれば、リサイクルショップ等で売却を行っても確定申告や税金の支払い義務が発生しないということになります。使わなくなった生活用物品(洋服、カバン、アクセサリー、家具、家電、書籍、おもちゃなど)をリサイクルショップ等で販売しているだけであれば、確定申告の必要ありません。自宅にある不要なものを販売しているだけなら税金のことは考えなくても大丈夫です。
 ご質問の場合は内訳を拝見する限り、いずれも要らなくなった「不用品」であり、金額を含め常識の範囲内で出品販売したものと認められるならば、課税上問題はないものと考えます。
 なお、生活用物品(生活で必要とされるもの)の売却は非課税とされていますが、営利を目的として継続的に売却している場合(いわゆる『転売』や『せどり』)は課税対象となります。ですから他から仕入れてリサイクルショップ等で高く売ることを継続的に行っている場合は、生活用物品の売却であっても課税対象となります。
 ご相談内容から、普段の生活の趣味品が不要になったので、出品販売している状況と理解しております。金額的な部分は伺っていませんが、極端に高額商品(30万円以上)ではないでしょうし、転売を継続しているとも思われません。以上の内容から一部で利益を得ているにしても営利目的とは考えられませんので大丈夫です。多くの方から同様の相談を頂いておりますが、上記の事情の方々には同様の回答をさせて頂き、ご理解ご判断されております。

本投稿は、2022年11月16日 02時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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