家賃収入の無申告について
私の84歳になる母親の相談事です。
母親が所有している1軒家を10年ほど前から6万円/月で知人に貸しています。ただ1回もその収入に対して申告をしたことが無く罰金があるのではないかと心配しています。
最近父親が死去し財産整理を行っていた際に気づいたそうです。というのも、今まですべての確定申告は父親に任せていたのでこの家賃収入の申告もずっとやっていると思っていたようです。
貸出契約書などは一切なくほとんど口約束で済ませていますが、2階建ての1階を知り合いに貸してたまに母親が2階に泊まりに行くことを条件としているそうです。
母親はこの家賃収入の他にアルバイトで2万円/月の収入があります。
この場合罰則金は発生するのでしょうか? また今後の税金対策はどのようにすればよろしいですか?
よろしくお願いします。
税理士の回答

ご質問の事実関係では具体的な不動産所得の金額や所得控除額が分かりませんので、正確なお答えは出来かねるのですが、おそらく所得税や住民税はほとんどかからないと思われます。
不動産収入が72万円、固定資産税などの必要経費を差し引いた金額が不動産所得になります。その所得金額が基礎控除48万円や健康保険料などを合計した所得控除額
より多ければ税金はかかってきます。
逆に所得金額より所得控除額の方が多ければ税金はかかりません。
正確な回答を求められるのであれば、具体的な必要経費の金額や所得控除の金額を調べた上で税務署又は住民税の担当部署に問合せ下さい。
中西様
ご返答たいへんありがとうございます。何しろ私は海外に移住してますので、パソコンを使うことが出来ない母とのやり取りが非常に煩わしく困っていました。
母に必要書類を揃えさせ税務署のほうへ足を運ばせます。
本投稿は、2022年11月19日 17時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。