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修繕費がかさみ赤字となった時の不動産の確定申告について

長文で失礼します。
個人事業で古い家を1軒だけ賃貸しているのですが、昨年、リフォームで大幅な赤字となり、確定申告について伺いたいです。当方は家賃収入以外に損益通算できる所得は一切無く、10万円控除適用の青色申告事業者です。
数年住んでくださった方が退居し、築40年も経つためメンテナンスの手間や費用が負担なので売却するか悩みましたが、結局は修繕してまた貸すことにしました。ただ次の方が退居されたらその時は売却するつもりで今回は最低限の修繕にとどめるつもりでした。しかし夏に大雨が降った際に、かなり深刻な雨漏りが発生していることがわかり、部分的な修繕では数年ももたないとの診断で泣く泣く屋根を葺き替えました。
この修繕費用について質問です。
屋根の葺き替えと雨どい(壊れていた)交換だけで約160万円、その他に内装全般で約80万円、他に入居募集費用などの費用も発生しています。屋根に関していえば、金額が大きいので資本的支出になると考えますが、その償却年数に関して悩んでいます。
①木造建築は償却年数が20年だったと記憶していますが、実際には建物は既に償却が終わっており、それなのにまた20年かけて償却しなければならないでしょうか。上に述べたように、今住んでくださっている方が退居されたら廃業して家は壊すので、(その方は入居期間は今の見通しでは更新1~2回でその後は転居されそうな感触です)償却期間を短く、5~6年に勝手に設定したらお咎めはあるのでしょうか
②さらに次に不安な事は、償却期間を短く設定=単年の減価償却費が大きくなりますよね。次回(来年)の税申告の時は大丈夫と思いますが今回は家賃収入が無かった期間もあるため、通常の経費と減価償却費を合わせたら、やはり赤字オーバーになりそうなのですが、その場合は来年への損失の繰越しを併用する事は可能でしょうか。
まとめられず長々と書いてしまい申し訳ございません。詳しい先生、どなたか教えてください。

税理士の回答

廃業を考えての償却年数の考えは、本末転倒です。
資本的支出なら、資産計上です。
まったく、吹き替えたのでしたら、
その府部分は、新築時と同じ年数です。
そうでないなら、次にいつ吹き替えるかの年数です。
10-20年でしょう。
ご理解ください。

本投稿は、2023年01月06日 16時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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