確定申告期間中に海外にいる場合の申告方法について
確定申告期間中に海外にいる場合の申告方法についての質問になります。
・1年程度の滞在なので住民票は抜かず居住者のままの予定
・e-taxで対応していない書類の提出が必要
上記の場合に、税務署宛にEMSなどの国際郵便で申告書類が送付できれば、
海外から確定申告を行うことは可能でしょうか。
以上、よろしくお願いいたします。
税理士の回答

海外の居住者の方が確定申告される場合には、「納税管理人」を指定して税務上の手続きを代行してもらう事が一般的ですが、もちろん本人が国外から申告することも可能です。ご相談のとおり国際郵便による郵送も方法の一つですが、地域によっては郵便事情に支障があり送達に不安が残る場合もあります。私見として、e-Taxによる電子申告を行い、添付書類について別途郵送する方法がベストと考えます。e-Taxであれば受信確認が可能ですから上記の問題はありません。納税についても海外から可能です。詳細については税務署にご相談いただく事をお勧めします。
https://www.e-tax.nta.go.jp/tetsuzuki/tetsuzuki3.htm
添付書類の送付(国税庁ホームページより引用)
医療費の領収書など利用者以外の方が作成する証明書類等の添付書類(e-Taxソフト等で作成できない書類)については、別途、送付等により、所轄税務署等に提出していただくことになります。
e-Taxソフトでは、申告等データの送信後に利用者のメッセージボックスにご利用になられた手続の受付結果の通知が格納されます。通知を開くと「送付書表示」ボタンがありますので、クリックし、「申告書等送信票(兼送付書)」を表示させて印刷の上、必要事項を記載し、添付書類とともに提出してください。 なお、送付等により提出する添付書類については、申告等データの送信後、遅滞なく提出していただく必要があります。
https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/nofu_tetsuduki.htm
国外から利用可能な納付手続(国税庁ホームページより引用)
概要 国外に住所又は居所を有する方の国税の納付手続には、納税管理人による納付のほか、次の手続があります。
1 クレジットカード納付
2 ダイレクト納付
3 インターネットバンキング等による納付
4 国外からの送金による納付
早速のご回答ありがとうございます。
e-taxの活用や税務署への相談についても参考にさせていただきます。
本投稿は、2023年01月26日 11時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。