自宅兼事務所のマンションの売却の会計処理について
個人事業主の青色申告ですが自宅兼事務所のマンションの売却の会計処理についてご相談させてください。4年10か月居住した自宅兼事務所マンションを売却しました。簿価より約10%の売却損が発生し、代金は個人の口座に入金されました。マンションの事業使用割合は9%です。開業時に借方 建物 / 貸方 事業主借 で仕訳しています。1)売却時の仕訳はどうしたらいいでしょうか。2)売却損は事業の所得と損益通算できないが、譲渡所得はないので課税されない、ということでしょうか。3)売却時の仲介手数料は譲渡費用に含まれるでしょうか、それとも支払手数料として9%は経費にできますでしょうか。 よろしくお願いします。
税理士の回答

大変不勉強で各方面から袋叩きにあっておりますが
分かる範囲でご回答申し上げます。
ご参考程度にお読みください。
1)仕訳
(事業供用部分)
減価償却費 / 建物 ・・・ 1/1日から売却日までの減価償却
事業主貸 / 建物 ・・・ 残額(A)
(家事費部分)
事業主貸 / 建物 ・・・ 残額
2)譲渡に係る損益は譲渡所得にて認識します。
売却代金 - 取得費 - 譲渡費用 = 譲渡損益 です。
※取得費は、事業供用部分は(A)、家事費部分は所定の算式で計算します。
3)上の譲渡費用になります。
追加情報です。
・マンションは建物・土地に分かれます。土地部分は減価償却していないでしょうか。
・マイホームの譲渡損失について、優遇規定があるようです。こちらです。
http://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3203.htm
ありがとうございました。具体的で丁寧なご回答をいただき大変参考になりました。土地は減価償却していません。
本投稿は、2018年02月20日 11時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。