ゲームアカウント売買の収益に関する質問
私は現在大学生でアカウント売買にて収益を得ています。2024年に以下のような形で収益を得ました
1. 自分が使用して課金を行ったアカウントの売却
2. 転売用に仕入れたアカウントの販売
2024年のゲームアカウント売買による収益(仕入れ額や課金額を引いた後の利益)は458,000円、アルバイトの年収は307,000円です。
この場合、ゲームアカウント売買で得た利益は「雑所得」または「事業所得」のどちらに該当するのでしょうか?
また、確定申告を行った場合、支払う必要のある税金があれば、その概算を教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

石割由紀人
結論として、ゲームアカウント売買の収益は「事業所得」または「雑所得」のいずれかに該当しますが、判断基準は活動の継続性・反復性・規模に基づきます。転売用アカウント販売が一定の規模で継続的に行われている場合は「事業所得」とみなされる可能性が高いです。一方、単発的・副業的な性質が強い場合は「雑所得」とされます。
税金の概算
総所得 = 458,000円(売買利益) + 307,000円(アルバイト収入) = 765,000円
基礎控除48万円を差し引くと課税所得は285,000円(勤労学生控除適用なしの場合)。税率10%で所得税は約28,500円、住民税は約28,500円。勤労学生控除が適用されれば税金負担はほぼゼロになる可能性があります。

以下の様に合計所得金額が48万円以下であれば、親の扶養内になり、確定申告は不要になります。
1.給与所得
収入金額30.7万円-給与所得控除額55万円=給与所得金額0
2.雑所得
収入金額45.8万円-経費=雑所得金額45.8万円
3.1+2=合計所得金額45.8万円
ご返信ありがとうございます。
今年の転売したアカウントの数は、概算で100個以下程度でした。この場合、事業所得として扱われる可能性は高いでしょうか?
また、勤労学生控除の条件を確認したところ、「合計所得金額が75万円以下で、かつ勤労以外の所得が10万円以下であること」と記載されていました。この点に関して質問なのですが、アカウント売買で得た収益は「勤労以外の所得」に該当するのでしょうか?
それとも、雑所得として扱われる場合は、勤労による所得として見なされる可能性はあるのでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが、再度ご教示いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
本投稿は、2025年01月04日 18時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。