家屋と宅地と田を一つの契約で売却した場合の譲渡所得の内訳書の書き方について
家屋(父所有)と宅地(母所有)、隣接する田(母所有)を、一つの契約で売却しました。
確定申告に向けて、譲渡所得の内訳書の書き方を教えてください。
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●契約書の中で売買代金の内訳として、宅地と田の売却代金はそれぞれ金額を分けて記載されています。
●宅地にはマイホーム特例3000万控除が適用可能、田には適用できません。
●家屋は耐用年数を過ぎており値が付けられず、0円としました。
確定申告のために譲渡所得の内訳書を書かねばならないのですが、
質問1.家屋は値が付きませんでしたが記入する必要があるのでしょうか。
質問2.上記で記入する必要がある場合、家屋と宅地は、所有者が違いますが、一つの内訳書に書けばよいのでしょうか。
質問3.田は分けて、別の内訳書で書く必要があるのでしょうか。(土地の面積を記入する欄が一つしかないので)
以上、どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

土谷秀昭
家屋については、耐用年数がすぎていても95%までしか減価償却ができません。マイホーム特例3,000万円につきましては、家屋が主となりますので記載し提出した方がよいかと思います。計算方法としましては、5%部分を売却価額として差引0、売却価額からその5%を差し引き、宅地と田の売却価額とします。
内訳書につきましては、所有者が違いますので、別々となります。
たにつきましては、契約書が1つなので1つの内訳書で問題はないと思います。
本投稿は、2025年01月25日 21時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。