個人再生債務の返済費用について
個人再生債務の科目について質問させてください。
1,個人再生中の人間が、再生債務代理人をお願いしている士業の先生に渡す、毎月の消費者金融への返済費用はどの科目で帳簿付けしたら良いでしょうか。
2.クライアントからそれを受け取った際の士業の先生側の科目とその仕訳はどのようになるでしょうか。
税理士の回答

三嶋政美
1. 債務者側の処理
個人再生中の債務者が毎月の返済額を代理人である士業の先生に預ける場合、その資金は一時的に預ける性質を持つため、会計上は「預け金」として処理するのが適切です。実際に代理人から債権者へ支払いが行われた際には、「未払金」などの適切な科目に振り替えて処理することになります。
2. 代理人(士業側)の処理
代理人である士業の先生がクライアントから毎月の返済資金を受け取る際は、これは一時的に管理する資金であり、自身の収益ではないため、「預り金」として処理します。その後、債権者に実際に支払う際に、「預り金」を取り崩す形で処理します。なお、代理人報酬が発生する場合は、「売上」として計上し、適切に区分しておく必要があります。
三嶋先生
御回答ありがとうございます。
具体的でわかりやすい御解説で、助かりました。
本投稿は、2025年02月15日 07時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。