確定申告をすべきか否か(配当益、株売却損失、円転損失あり)
年金生活の母について質問です。
配当が220万、株売却損が90万、為替差損が40万あります。
配当益に関しては確定口座で税金はすでに20.315%ひかれています。
次年度の保険負担率(1割、2割、3割)や社会保険料をあげないためには確定申告をしない方がいい場合があると聞きました。
上記情報ですと確定申告した方がいいでしょうか?
確定申告する場合は総合課税より申告分離課税を使った方がよいと思っていますがあっていますか?
税理士の回答

特定口座、源泉有であれば、確定申告の必要はないです。確定申告はしない方が良いと思います。

配当金(配当所得)受取方法は次の種類があります。
1. 証券口座での受け取り (株式数比例配分方式)
一般口座、特定口座源泉有り、特定口座源泉ナシは、口座ごとに申告するしないが選べます。
2. 銀行口座での受け取り (登録配当金受領口座方式)
受取りごとに申告するしないが選べます。
3. 配当金領収証方式 (従来方式)
受取りごとに申告するしないが選べます。
配当金220万といっても、1回に220万円ではなく、10万円22回とかで、配当金領収証方式なら、どれを申告するかしないかは自由に選べるので、株式の売却損相当の90万円のみを申告すれば、国民健康保または後期高齢者医療保険には、影響しません。
証券口座で受け取ると口座ごとに申告するしないの判断ですから、上手く、90万円という申告ができないかもしれません。
(全てを1つの証券会社の特定口座で受け取ると、220万を申告するかしないかしか選べません。)
確定申告は、売却損を損益通算できる最低額の申告が、一般的には有利と感じます。
年金が課税されない程度の低額だと、そうともいいれませんが。
本投稿は、2025年05月02日 03時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。