個人の高額トレカ売却時の税金について
当方、共働きの妻あり子なし年収550万ほどのサラリーマンです。
数年前から個人でトレカ収集をしており、近々大きな出費があるので
高額のトレカを店舗への郵送買取もしくはフリマアプリで売却予定です。
売却予定のカードは1枚、金額200万円ほどなので調べたところ譲渡所得として
確定申告が必要かと思いますが一つ判断に迷う部分がありまして、
当該トレカはオンラインオリパで取得したものなのですが
オリパサイトへの入金履歴は残ってますがどのオリパでいくら使用したかを
辿ることが難しい状況です。この場合売却金額の5%を概算取得として申告するしかないでしょうか?
年間のオリパ使用金額はもっと高額なのですが、そのカード以外にも取得しているものが何枚もある状況です。
また、この場合に出来る節税対策などあればご教授いただけないでしょうか。
宜しくお願い申し上げます。
税理士の回答

増井誠剛
トレーディングカードは生活用動産に該当しないため、譲渡所得として確定申告が必要となります。取得費を特定できない場合、原則として売却代金の5%を概算取得費とする取扱いが認められています。ただし、オリパ購入の入金履歴や利用状況を合理的に整理できれば、当該カードに係る取得費の按分計算を行う余地もあります。節税の観点からは、オリパ購入費用を証憑とともに整理し、関連性を示すことが有効です。また、特別控除50万円が適用されるため、他の譲渡損益と合算し総合課税される点を踏まえて計算することが重要です。
本投稿は、2025年09月29日 13時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。