開業届、開業日前に提出
個人事業をしている父親より12月31日に事業を引き継ぐ予定になっています。現在、建設業国保に加入しており、手続きの為、12月半ば迄、開業届を提出した控えが欲しいと言われました。開業日前に、開業届を提出しても良いものでしょうか?宜しくお願いいたします。
税理士の回答
ご質問ありがとうございます。
結論から申し上げると、開業日前に開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)を提出しても問題ありません。
1. 開業届は「事後届出」でも「事前届出」でも受理される
開業届の法的根拠は所得税法229条の事務手続であり、“開業日当日に提出しなければならない”という規定はありません。
税務署は開業日:事業を開始した日(自己申告)
提出日:いつでも可
として扱います。
開業日が未来日でも受理されます。
2. 建設国保などの手続で「開業届控え」が必要なケースはよくある
社会保険・国保・建設業の各種団体では、“今後個人事業主になる予定”を証明するために開業届控えを事前に求められるケースは一般的です。
そのため、申請のために先に提出→開業日は12/31と記載で全く問題ありません。
開業日を虚偽にする(実際は働いているのに未記載など)と問題になりますが、今回のように「予定している開業日を書くだけ」なら適法です。
ご回答ありがとうございます。安心して開業届を提出いたします。
本投稿は、2025年11月17日 12時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







