【ご相談】スマホだけで完結できる会計ソフト選びについて(青色申告・物販)
個人事業主として青色申告を予定しており、確定申告自体は税理士さんにお願いする予定です。
日々の記帳は スマホのみで完結させたいと考えています。
会計ソフトとして、
・freee会計
・マネーフォワードクラウド
のどちらを使うか悩んでいます。
そこで、以下の点についてアドバイスいただければ幸いです。
■ 私の状況
• 月あたりの仕訳数:10件〜多い月で30件ほど
• 商材は仕入れてそのまま販売する 物販(背取り方式)
• 販売先:メルカリ、トレーディングカードショップ
• 仕入れ:クレジットカード1本で統一
• 同じ品名の仕入れが複数回出てくるため、
同一品名の登録が簡単な機能が欲しい
• 初心者でもわかりやすく記帳しやすいもの
• 慣れれば手早く登録できるもの
• 必要に応じてプランアップの前提あり
■ 確認したい点
1. スマホのみでの操作性はどちらが優れているか
2. 同じ取引を繰り返し登録する際の効率性(テンプレや学習機能など)
3. 物販における仕入れと販売の紐づけ管理(どの商品がどの原価か追えるか)
4. 税理士さんとの連携・共有面での使いやすさの違い
上記条件の場合、freee と マネーフォワード のどちらが適しているでしょうか。
実際の使用感やおすすめポイントなど、ご意見いただけると助かります。
備考:
2026.1〜2026.12の分を
2027.3月の確定申告時に税理士にお願いする予定です。
どうぞよろしくお願いいたします
税理士の回答
顧問税理士先生がいらっしゃるのであれば、顧問税理士先生に相談してみるのがよいでしょう。
あくまで、セカンドオピニオンとしての立場の私からの意見としては、
① 結論
相談者様の状況であれば、freee会計の方が安全かつスマホ完結に向いています。 特に物販(背取り)で「同じ仕入れが繰り返される」ケースでは、freeeの学習・テンプレ機能の方が早く安定します。
② 理由(簡潔)
・スマホアプリの操作性は freee が明確に強い
・学習機能(自動で“次から同じ処理”を提案する)の精度が高い
・仕入れと販売の紐づけは、個人事業レベルでは“商品ごとの原価管理”までは不要。freeeの簡易在庫で十分安全
・税理士側の閲覧・訂正・指示が freee の方がしやすい(実務上の安定度が高い)
③ 具体的な操作手順
(1)クレカ明細連携を入れる
→ 毎月の仕入れは自動で取り込み。freee が学習して数回で仕訳が固定化されます。
→ 同一品名の仕入れも、スマホで「前回と同じ」で登録可。
(2)売上の登録方法を固定する
・メルカリ → 取引CSV or 入金明細を連携して「売上高」として処理
・カードショップ → 入金ベースで同様処理
→ 毎回同じパターンになるため freee の学習が効きやすいです。
(3)在庫は freee の“棚卸入力”だけでOK
→ 個人事業では「どの商品がどの原価か」は税務署も求めません。
→ 年末に残っている数量だけ把握して freee に入力するだけで十分安全です。
(4)税理士との連携
→ 共有権限を付けるだけでリアルタイム確認可能
→ 仕訳の直しやコメントもアプリ内で完結
→ 提出資料の回収も freee の方が早いです。
回答ありがとうございます!
freeeが良さそうなんですね。内容もよくわかりました。
せどりや物販だと何故かみなさんマネーフォワードが多いのですが、マネーフォワードの場合はどう言った利点があるのか気になりました。
また基本的に、店舗で仕入れたついでに手入力、販売時も手入力で商品名がすぐにわかるようにしたいのと、結果として同一商品の利益がいくらだったのかも併せて確認できるようにしたいのですが、ここの機能についてはfreee、もしくはマネーフォワードにあるのでしょうか?
本投稿は、2025年11月27日 14時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







