決算の書類を外注
今年度から確定申告デビューをする個人事業主です。
知り合いに決算の書類の作成をお願いするつもりですが、具体的に何の書類を頼めばいいですか?
税理士は頼まず、それをもとに、確定申告は自分でやる予定です。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
決算の書類の作成であれば、まず総勘定元帳の作成が必要になります。
◆確定申告に使える決算資料までまとめてもらう
ご自身で確定申告をするのであれば、知人の方には、申告書そのものではなく、その前段階となる帳簿や決算資料を整えてもらうイメージがよいと思います。
たとえば、次のようなものです。
・仕訳帳
・総勘定元帳
・決算整理後の残高試算表
・売掛金、買掛金、未払金などの残高明細(ある場合)
・棚卸表(在庫がある場合)
・固定資産台帳(固定資産がある場合)
会計ソフトを使用していれば、仕訳帳や総勘定元帳、残高試算表などはソフトから出力できます。
特に大事なのは、単に1年間の取引を入力するだけではなく、年末時点の売掛金や未払金、在庫、固定資産などを整理し、確定申告に使う数字が分かる状態にしてもらうことです。
その資料をもとに、青色申告であれば青色申告決算書、白色申告であれば収支内訳書を作成し、確定申告書につなげていくことになります。
依頼する際には、
「確定申告は自分で行うので、その前段階として、帳簿を整理して決算整理後の残高試算表と必要な明細まで作ってほしい」
と伝えると、依頼範囲が分かりやすいと思います。
◆知人の方が税理士でない場合は依頼範囲に注意
記帳や帳簿作成などの会計事務と、税務相談や確定申告書等の税務書類の作成は分けて考える必要があります。
知人の方が税理士でない場合は、帳簿や会計資料を整えてもらうところまでを中心に依頼し、税務上の判断や申告書等の作成はご自身で行うか、必要に応じて税理士へ依頼するとよいでしょう。
本投稿は、2026年10月01日 19時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







