【確定申告】「外交員報酬」と「給与所得」についての質問です。
2018年の1月末まで保険会社の営業職員として勤務し、2月~本社勤務になりました。
その為、「外交員報酬」と「給与所得」が発生し、
「給与所得」分に関しては会社が年末調整を行ってくれているので、
「外交員報酬」分は確定申告をするように言われました。
ただ、いざ入力をしてみると、
還付金がゼロになるのですが、このように「外交員報酬」と「給与所得」がある場合、ほとんどの場合が還付金はゼロになることが多いのでしょうか?
(試しに、収支内訳書に経費を様々な金額で入力してみましたが、還付金が出ることはなく、ゼロになるか課税になりました。)
今までの「外交員報酬」のみとは違うので、もし、還付金がゼロになったり納税がいくらか出るのは理解ができるのですが、入力の仕方が間違っている可能性はないか?と思い、こちらにご相談してみました。
ものすごく初歩的な質問で申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。
税理士の回答

德元利貴
考えられる原因としましては、お手元の
【外交員の調書】と【源泉徴収票】に記載されている
『源泉所得税』の欄がどちらも0円ではないでしょうか?
税金が還付されるのは、税金がとられ過ぎているときなので、
そもそも取られている税金が無ければ還付はございません。
德元税理士さん、ご返答ありがとうございます。
手元にある、【外交員の支払調書】と【給与所得の源泉徴収票】の「源泉徴収税額」(←ご返答には「源泉所得税」とありますが、その記載の欄がないので、「源泉徴収税額」の認識でよろしいでしょうか?)が、
それぞれ、数十万ずつあります。
どちらも0円でないとすると、私の記入方法が間違っているのでしょうか。

德元利貴
失礼しました。源泉所得税と同様です。
数十万ずつ記載があるというであれば、だいたい納税か還付が出ます。
外交員報酬は10.21%で源泉されているので、もし、相談者様の
所得税率が
10.21%未満であれば還付
10.21%であればプラスマイナス0
10.21%超であれば納税となります。
所得によって税率が上がったり下がったりするので、
0になることも考えられます。
ただ、いくら経費を入力されても0か納税にしかならないというのは
不思議です。
普通であれば、外交員報酬100万に対して経費が100万あれば、
外交員報酬で引かれた源泉所得税は全額還付になるのですが。
德元先生、ありがとうございます。
そうですよね。
様々な経費の金額を変えても、還付金も、納税額も0になります。
ということは、先生の書かれていたことから考えますと、私の入力の仕方が間違っているんだと思います。
ちなみに、とても初歩的な質問なのですが、
今までは外交員報酬=事業所得に、経費や生命保険料控除等、様々な控除を入力していました。
今回は生命保険料控除は、既に年末調整で会社が行っているのですが、
今回のような申告の場合は、
「給与所得」(給与所得の源泉徴収票を使って)、も、「外交員報酬」(支払調書を使って)に追加して、入力すべきなのでしょうか。
既に生命保険料控除等は年末調整で行われている為、「外交員報酬」での事業所得の申告には必要がないと思っているのですが、ここが認識間違いで、還付金も納税額も0になってしまう原因でしょうか。
(その為、入力した項目は、外交員報酬、社会保険料、そして経費、のみになります。これで、どんなに経費を上下してみても、還付金も0、納税額も0…と何をやっても0になります…)
分かりづらいご説明でしたら、申し訳ありません。

德元利貴
お給料は年末調整されていたとしても、今回の申告の際に
外交員の報酬と合算して申告する必要がございます。
なので、今回の確定申告では
給与所得と事業所得
の二つが出ているのが正解の申告です。
もちろん、年末調整で使っている生命保険料控除等も
今回の確定申告に反映させます。
德元先生
お返事遅くなりまして申し訳ありません。
前回のご回答で、全てわかりました!
生命保険料控除も年末調整が行われていたので、入力する必要もないと考えておりましたので、本当に助かりました。
先生に教えて頂いた事に沿って、入力しましたら、還付金が出ることがわかりました。
実際に手書きのもので試しに行ってみて、今日、税務署にも出向いて確認して頂いたところ、「完璧です」と言っていただけたので、これで安心して提出することができます。
德元先生にはご丁寧に何度もご回答頂きまして、ありがとうございました。

德元利貴
お役に立てて良かったです!(^^)!
德元先生
こちらこそ、何度もありがとうございました(´◡`๑)
本投稿は、2019年02月22日 13時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。