年収の税金と手取りが知りたい
お世話になります。
9月1日からフリーエンジニアとして働いている物です。
常駐型の仕事で月55万円の収入を1年契約で行っております。
年収660万円ですね。
この年収の税金と手取りが知りたいです。
経費などは以下のようになります。
家賃 180000 (60%)
携帯 8000 (80%)
wifi 4000 (80%)
インターネット 4000 (60%)
電気 6000 (60%)
交通費 16000
交流会 30000
一ヶ月に固定でかかる金額となります。
(XX%)は仕事で私用している割合です。
雑な質問になりましたが、
どうぞ宜しくお願いします。
補足
まだ、個人事業主申請は行っておりません。
正確には、まだ正社員としておりまして、休業中の扱いとなり、
社会保険などは会社が払っております。
(私の方からは退職願を出したが、会社で休業でいいから、考え直してほしいといわれこのような形になってます)
税理士の回答

フリーランスで働く場合の収入と手取りは次のように考えられます
収入は全額一旦自分の手元に入るが、その収入から次の税金等を負担する必要がある。
1.所得税(支払時期 翌年3月15日)2.住民税3.国民年金保険料4.国民健康保険料
したがって、実際の手取額を考える場合(サラリーマンでの給与の手取)、収入から上記1.~4.の税金等を控除したものとなるが、実際の税金等の支払は後からやってくるので、その資金管理が重要となる。
次に各税金等の計算方法について簡単に説明いたします。
1.所得税
その年の売上高 - その年の必要経費 - 青色申告特別控除 = 事業所得の金額
事業所得の金額 - 所得控除額(社会保険料等) = 課税標準額
課税標準額 × 税率 - 税額控除 - 源泉徴収税額等 = 納付税額
税率は次を参考にして下さい(最低税率5%)https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm
2.住民税
住民税の計算方法も、基本的には所得税と同じですが、違う点が
・所得控除の各控除項目の金額計算(基礎控除・生命保険料控除等、所得税より金額が少ない)
・税率はお住まいの市町村のホームページでご確認ください
・前年の所得を計算の基礎としているので、住民税は一年遅れとなります。
3.国民年金保険料
保険料の月額は現在16,100円です
前年の所得によっては免除制度があります。
4.国民健康保険料
保険料は前年の所得により、各市町村の基準により計算されますので、お住まいの市町村のホームページ等でご確認ください。
質問者様の質問内容からすると
・所得税について今年は、8月分までの給与所得と9月からの事業所得との合算で所得税を計算して納める(給与から控除された源泉徴収税額を控除後)事となるように思われます。
・国民年金、国民健康保険については、現在も前の会社で社会保険に加入されたままの状態であるとすると、支払は発生しませんが、前会社が、貴方が支払うべき社会保険料を負担しているとすると、その部分は給与として課税される可能性もあります(社会保険料控除にも該当)。
分かる範囲での説明となりました、参考になればと思います。
本投稿は、2014年10月07日 12時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。