会社にバレないようにFXの納税とふるさと納税を行う方法について
【前提】
・給与所得者で給与分は特別徴収をしています。
・会社にFXをしていることがバレたくありません。
・FXは国内業者(申告分離課税)、海外業者(総合課税)を併用し、それぞれ20万円以上利益があるものとします。
・給与所得分で節税効果がある限度額までふるさと納税を行います。
・ふるさと納税はワンストップ特例を利用しません。
【質問事項】
上記の前提を踏まえて、3点質問させてください。
①FXの利益の納税を特別徴収としても、会社から見るとふるさと納税で控除された額の方が大きい場合(FXの利益にかかる住民税額<ふるさと納税の控除額)、控除後の住民税額は給与所得にかかる納税額以内になるため会社からは何らか副収入があると分からないでしょうか。
それともFXの利益を含む住民税額とふるさと納税の控除額が別々に知らされるので、なんらか副業があると会社にしれてしまうでしょうか。
②"①"で会社に知られてしまう場合、FXの税金を普通徴収にするつもりですが、普通徴収にしたとしても、ふるさと納税で控除される額の方が大きい場合(FXの利益にかかる住民税額<ふるさと納税の控除額)は特別徴収枠から控除されてしまうので、会社からは副収入があると分かってしまうでしょうか。
③"②"でも会社に知られてしまう場合の対処を検討してみたのですが、誤りがあればご指摘下さい。
1.FXの利益にかかる税金は普通徴収で個別に納税する。
2.ふるさと納税の還付は同年の確定申告では申請せず、わざと1年遅らせることで還付を控除から振込みになるようにする。
3.会社には給与所得分の住民税しか通知されず、ふるさと納税の控除額も知らされないため、副収入があることを会社は把握出来ない。
税理士の回答

相談者様 税理士の天尾です。
①FXの利益の納税を特別徴収と・・・
自治体から会社へ送られてくる住民税の特別徴収の通知には
所得の区分(給与所得、雑所得)に応じてその所得の金額の記載が
あります。
また、ふるさと納税の控除額は別で記載があります。
見る方がみればすぐ解ると思います。
②"①"で会社に知られてしまう場合
①と同じですが、特別徴収(給与計算)をする方が詳しければ
直ぐにわかると思います。
③"②"でも会社に知られてしまう場合の対処を検討してみたのですが、誤りがあればご指摘下さい。
1.FXの利益にかかる税金は普通徴収で個別に納税する。
→給与分とFX分を分けて納税は出来ないです。
特別徴収か普通納付かどちらかです。
2.ふるさと納税の還付は同年の確定申告では申請せず、わざと1年遅らせることで還付を控除から振込みになるようにする。
ふるさと納税はバレないかもしれないですね。
3.会社には給与所得分の住民税しか通知されず、ふるさと納税の控除額も知らされないため、副収入があることを会社は把握出来ない。
上記にも記載しましたが
特別徴収には所得すべて記載されます。
給与所得○○円
雑所得○○円
寄付金控除○○円
なので把握できますよ。
ご回答ありがとうございます。
特別徴収と普通徴収は分けられないとありましたが、税理士.ドットコムの別のQ&Aに以下のような回答がありましたので、分けられると思っておりました。
以下のQ&Aの回答は誤りということでしょうか?
https://www.zeiri4.com/c_1076/c_1022/q_6220/
のQ&Aより抜粋
"給与所得と海外FX(通常、総合雑所得)がある場合、確定申告書の第2表に「住民税に関する事項」という欄があります。その「普通徴収」という欄にチェックをいれると、給与分の税金は会社に通知され(特別徴収)、FX分は自宅に通知される(普通徴収)ことになります。従って、会社にはばれない仕組みとなっております。"

相談者様 税理士の天尾です。
仰る内容は私の認識不足でした。
一部の市町村では別で納付が可能な場合もあるようです。
管轄の市町村に問い合わせて頂くしかないかと思います。
(全国の市町村が対応してるわけではないと思います)
仮に別で納付できた場合は
特別徴収通知に所得がどう記載されるかで
会社にバレるかバレないかだとは思います。
これも市町村によって記載方法が違いますので
聞いて頂くしかないかと思います。
所得も個人情報なので今後は記載しないようにすると
してる一部の市町村もあるようです。
私の認識不足もありお手数おかけしました
よろしくお願いします
ご回答ありがとうございます。
市町村で対応が一元化されてないというのも納税者に優しくないですね。
最寄りの市町村に給与以外を確実に普通徴収できる方法を相談致します。
本投稿は、2019年08月10日 19時41分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。