副業時の青色申告と節税対策、個人事業主の設立について
こんばんわ。表題の通り相談したく思いますのでよろしくお願いいたします。現在主収入は医療職です。パート勤務を平日6時間しており平均収入額は16~18万ほど。そこから健康保険、厚生年金、雇用保険、社会保険、所得税が引かれたおおよそ14万円前後が月々の手取り収入です。(前年度は育児休業中でしたので、住民税は引かれておりません)令和元年8月より業務委託にてライター業務を始め月々10万~13万ほどの収入ができました。このままいくと年末までに60万円ほどの収入が見込めそうです。
質問内容は以下になりますので、よろしくお願いいたします。
【1、主勤務先での収入がある為、青色申告になると思うのですが、この場合個人事業主としての申告は可能でしょうか】
【2、個人事業主として申告した場合の経費に(ラインディング業務開始のためのパソコン購入費、参考文献の購入費、文具、一日4時間ほど業務に費やしているための1/6分の家賃、光熱費、通信費が思い当たります)該当する者は何ですか】
【3、申告した場合の支払う一般的な税金と還付金について仕組みから知りたいです。】
【4、申告時に必要な書類が知りたいです。】
【5、併せて家庭内の医療費申告も、10万円分超えた場合は可能でしょうか。】
【6、住宅購入をして2年目ですが還付に影響はありますか。】
【7、今後を踏まえ、有効な節税対策はありますでしょうか。】
【8、・内容を見て初年度だけでも個人で確定申告はせず、税理士さんに依頼したほうがよろしいいでしょうか。】
思った以上に収入となっており、不安があります。長くなりましたが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
税理士の回答

酒屋就一
【1、主勤務先での収入がある為、青色申告になると思うのですが、この場合個人事業主としての申告は可能でしょうか】
→8月開業ということで、開業から2か月以内に青色申告の承認申請書を提出していないと2019年分は青色申告を選択できません。
ライター業務で20万円以上の利益がでるようでしたら、白色で確定申告をすることになります。
【2、個人事業主として申告した場合の経費に(ラインディング業務開始のためのパソコン購入費、参考文献の購入費、文具、一日4時間ほど業務に費やしているための1/6分の家賃、光熱費、通信費が思い当たります)該当する者は何ですか】
ご提示のものは経費とされても問題ないと考えます。家賃、光熱費、通信費は時間だけでなく仕事用のスペース分も加えて計算された方がよろしいかと思われます。
【3、申告した場合の支払う一般的な税金と還付金について仕組みから知りたいです。】
→所得税・住民税が対象となります。還付は、年税額がとパート勤務の方で引かれた所得税より少ない場合に還付される可能性があります。
【4、申告時に必要な書類が知りたいです。】
パート勤務の源泉徴収票、ライター業の決算書、マイナンバーなどが必要となります
【5、併せて家庭内の医療費申告も、10万円分超えた場合は可能でしょうか。】
→可能です
【6、住宅購入をして2年目ですが還付に影響はありますか。】
→ライター業の所得が多くなれば、税額が増えますので影響はあると思われます。
【7、今後を踏まえ、有効な節税対策はありますでしょうか。】
→青色申告の申請をされていないのでしたら、来年からは青色申告できるように申請されるとよろしいかと考えます。
【8、・内容を見て初年度だけでも個人で確定申告はせず、税理士さんに依頼したほうがよろしいいでしょうか。】
→税務署や納税協会などで無料の記帳指導や相談会もやっていますので、一度現状を見てもらうとよろしいかと考えます。
本投稿は、2019年10月29日 21時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。