青色申告を行なう事業主が長期間県外へ出て働きに行ってしまった場合
当方、農業で生計を立てている百姓ですが、厳しい状況が続き、食べていけなくなり来年から県外へ出て日雇い労働を行い、しばらく帰る事はないと思うが、今まで数十年続けてきた”青色申告”(確定申告)の事業主が今は私だが、県外へ出てそこで給料をもらう場合、事業主は現状のままでいいのか? それとも、家にはサラリーマンだが息子に経営委譲し、税務署等へ必要書類を提出したほうが良いのか教えて下さい。
税理士の回答

農業が閑散期に他県に出稼ぎする形態はよくあることと思います。それであれば農業経営は廃業していませんから、引き続き青色申告してください。
もし、経営を息子に譲る場合は、農業年金などの問題はありませんか。また、相続税や贈与税で農地等の納税猶予をしている場合、息子に経営者として農地を一括贈与しないと、猶予された税金+利子を支払う必要があります。
本投稿は、2019年11月04日 23時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。