税理士ドットコム - [確定申告]外国株利益に伴う為替差損益計算を逃れる方法の妥当性 - 配当金や分配金をもらった通貨で所有している限り...
  1. 税理士ドットコム
  2. 確定申告
  3. 外国株利益に伴う為替差損益計算を逃れる方法の妥当性

外国株利益に伴う為替差損益計算を逃れる方法の妥当性

2か所以上の給与所得があるため、毎年自力で確定申告を行っています。

外貨積立を行い、その外貨を提携の証券口座に移し、外国株や海外ETFを購入する予定です。
煩雑な為替差損益計算による申告を避けるために、外国株や海外ETFによる配当金分配金や売却益が生じたときは、同日に外貨MMFに変えるという手法があるとネットブログで勉強しました。
同日の取引であれば、為替レートが同じため為替差損益は考えなくてよいとの理解で大丈夫でしょうか?

税理士の回答

配当金や分配金をもらった通貨で所有している限り、為替差損益は認識しません。そのため、外貨でもらった(証券会社で外貨の預かり)の後、外貨MMF(当然おなじ外貨)にしても、しなくても、円ほかの通貨にしない限り、為替差損益は生じません。

 同日の取引の場合で、そこに為替差損益が生じるか否かで税務署とトラブルとなったということは聞いたことがないです。
 なお、実務の現場では、外貨預金、証券会社における外貨預け金、外貨MMFは、それぞれ別のモノという対応しています。よって、別のものに変わった場合は、円貨をはさまなくても為替差損益を認識します。
 銀行の外貨預金から証券会社への外貨預け金や、証券会社への外貨預け金から外貨MMFといった場合に為替差損益を認識します。
 ただし、外貨建てMMFを保有する場合、特定口座でもっていれば、将来、外貨MMFを解約(売却)した場合、為替差益相当分は、外貨MMFの売却益に含まれるため、上場株式等グループ内の譲渡所得として、税率20.315%の申告分離課税の対象となります。
 このような意味でも、外国株を買うには外貨預金よりも外貨MMFのほうが便利と言えます。

外部リンク先 国税庁HP「預け入れていた外貨建預貯金を払い出して外貨建MMFに投資した場合の為替差損益の取扱い」
https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/shotoku/02/43.htm

「外貨建預貯金の預入及び払出に係る為替差損益の取扱い」
https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/shotoku/02/39.htm

補足ですが、特定口座で保有していないと、MMFを解約(売却)した際、譲渡の計算を自分ですることになるので面倒くさいです。

本投稿は、2019年11月08日 22時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この税務相談の書き込まれているキーワード

この相談に近い税務相談

確定申告に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
34,129
直近30日 相談数
1,663
直近30日 税理士回答数
2,822